アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

アニマル×エデュケーション@ネクスファ 

2012年から自然教育関係のプログラムと教材を作らせていただいていたネクスファでの授業の様子をウェブサイトにまとめてみました。(→こちら

最近は自分が授業をする機会を作れず日本にいる別の方にお願いしていましたが、やっぱりこうやって定期的に子供たちと顔を合わせて伝えたいことを伝えていくというのはこれからもなるべくやって行きたいなぁ。行く行くは子供たちが中学生くらいになった時に、自然、農業、文化、英語を体験学習する「オーストラリア研修ツアー」なるものを実行してみたい!(結構マジな夢。)

キャプチャ

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日本語スピーチ大会

今日は日本語のスピーチ大会に生徒たちを引率して行ってました。

いやぁあ、この日のために先学期から色々準備を進めてきたのが全て報われた!オーディションから始まり、選ばれた子達が今日に向けて何度もスピーチを練習し、当日ドキドキワクワクしながらスピーチをし、結果がどうであれ参加したことに誇りを持つ生徒たちの姿を見ると、どんな苦労も報われる気持ちになります。


帰りのバスの中、メダルを取った3人の生徒たちと他の生徒たちに「みんなよく頑張ったね、おめでとう!」と言ったら、一人の生徒が
「でも、一番金メダルをもらうべき人はセンセイだよ!今日のために沢山準備してくれて、僕たちをサポートしてくれて、ありがとう!」
そういって、生徒たち全員から大きな声援をもらいました!!


もう、これだからどんどんワーカホリックになっていくんじゃないか!この子たちのためなら、いくらだって頑張る気になれちゃうよ・・。


し・あ・わ・せ~~♪

レポートカード終わった!

今セメスターも260人分のレポートカード(通信簿)書きが無事終わった!みんなが嫌がる年に2回のこの仕事、何気に私は好きだったりします。何というか、ふだんゆっくり話す機会のない生徒やその親御さんたちにも、もれなく全員に直接メッセージを伝えられる貴重な機会だと思うと、つい時間をかけてしまいます。この子はこれを頑張った、この子はもうちょっとこうしたらもっと良くなる、というのを一人一人コメントしていくのですが、その作業が結構好きで・・。
でも260人分もやったら、さすがにもうお腹いっぱい!終わって万歳!!今週末は久しぶりに鳥見に行っちゃうよ~♪

教育のボトムアップ効果

今日は午前中の授業を欠席することになり、代行の先生に代わりに授業をお願いすることになりました。その先生は、うちの学校で日本語を選択している生徒のお母さんでもあります。代行授業をお願いする時はどんな先生が引き受けてくれるか当日まで分からないので、その先生が日本語の知識が全くないという前提でプランを用意しなければいけません。でもその先生は、「レッスンプランに書いてあった内容は全部カバーしたわ。私も勉強になって楽しかった、ありがとう!」と後で言ってくれました。聞くと、息子が日本語を熱心に勉強しているので、自分も勉強しようと思って一緒に勉強しているのだとか。お蔭で、生徒たちの日本語学習の時間が犠牲にならずに済みました。

    子供に関心を持ってもらう → 親にも関心が広がる → 社会に役立つ

という教育のボトムアップ効果が今日は見られて、嬉しくなりました。
こうやって、少しでもいいから日本語を教えられる先生たちがちょっとずつ増えて行って欲しいなぁ。

ネクスファ春の授業

毎回帰国の度に呼んでいただいている学童保育ネクスファで、今回もまた授業をさせていただきました。

この日記にも詳しく書きましたが、このプログラムでは春夏秋冬それぞれのテーマで自然界のことを学び、その後テーマに沿った季節のシーンを折り紙とイラストで模造紙に表現します。今回は春のテーマで、桜や野花の咲き乱れる風景に沢山の生きものの命が溢れるようなシーンを作ります。

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ネクスファは今年で4年目を迎えたので、このプログラムの春のテーマも今回で4巡目になります。中にはもう何回か受けている子もいるので、飽きないように少し内容を変えました。

まずは、前回行なった冬の自然観察を思い出してもらい、どんな生きものや植物がどんな姿で見られたか答えてもらいます。

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福島リフレッシュキャンプ 学校訪問当日編

前回のつづき。
そして迎えた、当日。
自分では写真が撮れなかったので、写真はマキさんと小玉さんからシェアしていただいたものを使わせていただきます。
Smile With Kids(マキさん)のブログ:http://smilewithkids.go-jin.com/
アースウォーカー(小玉さん)のブログ:http://ew311.blogspot.com.au/2015/04/blog-post_2.html


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この日は、みんなで作った折り鶴を売るだけでなく、「日本」というテーマで自由な服装をOKにすることでもファンドレイズをしようということになり、多くの生徒が日本の国旗の色の服や、日本っぽいコスチューム(はっぴとか)で学校に来てくれました。中学生達も浴衣や甚平を来てプレゼンです。

せっかく学校を挙げてファンドレイズをするのだから、何のためにファンドレイズをするのかをわかって欲しくて、この日の朝特別にアセンブリーを開いてもらいました。自分から開いてくれとお願いしたアセンブリーなので、慣れない苦手な仕事ではありますが、自分で会を切り出し進めます。。(もう、やるしかない!)

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福島リフレッシュキャンプ 準備編

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3月26日から4月1日まで、ケアンズのNPO法人Smile With Kidsと日本のNPO法人アースウォーカーとの共催で、福島県の中学生のためのリフレッシュキャンプが行われていました。放射能を浴び続けている体をケアンズの大自然の中でリフレッシュさせる目的のほか、国外に出て英語で伝えたいことを伝えるという経験も兼ねていたようです。

去年マキさんがSmile With Kidsを立ち上げて以来私もおりがみケアンズの活動を通じて関わってきたこともあって、いよいよこの時が来るのか、というワクワクした気持ちと、「福島を伝える」ということが自分にどのくらいできるのかという不安が混ざった気持ちで準備を進めてきました。



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冬の自然観察会@アニマル×エデュケーション 後編

前回の続きで、ネクスファでのアニマル×エデュケーションプログラムアクティビティでおこなった自然観察会のお話しの続きです。(この学童保育と担当プログラムについての詳細は以前の日記や本家Animal x Educationウェブサイトご覧ください。)

下見の後いちど教室に戻り、子供達に集まってもらって、お話の時間です。
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いつもはオーストラリアからSkypeを使ってオンライン中継レッスンをしているのですが、今回はface to face! だんだん名前のわかる子も増えてきたので、やっぱ直接生徒に会えると嬉しいものです。

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スライドを見せながら、この地域ではどんな鳥が見られるかな?という話を進めていきます。
姿だけではなくて、手を使って飛び方の特徴を見せたり、鳴き真似で鳴き声も教えられるのは、Skypeレッスンではなかなかできないことなので、やはり子供達の食いつきもいつもと違う。
特に反応があったのが、「この辺で見られるカラスには2種類いる」という話をした時。体が少し大きく嘴が太いのがハシブトガラス、その逆がハシボソガラスで、都会に割と多いのはハシブトだけど、注意して見ているとハシボソの方も見られるし、一つの群れの中に両方が混ざっていることもある、という話をしました。また、ハトにも2種類いて、駅とか神社によく群れでいるグレーのハトはドバト、一羽とか二羽で電線などにとまって「デデッポッポ〜 デデッポッポ〜」と鳴く茶色いハトはキジバトと言います。こういうちょっとしたことを知ることで、普段から目にしているカラスやハトを見る目が変わってくれたら嬉しいなと思うのであります。

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鳥だけではなく色んなものを見て感じて欲しいので、木々の冬芽や落ち葉、カマキリの卵、霜柱などの写真を見せました。面白いものを見つけたら帰って調べられるように観察記録を描いたり、写真を撮ったり、もし持って帰れるものなら持って帰ってみよう!と子供たちに言うと、みんなやる気マンマン☆ グループに分かれてもらって、各班に虫めがねとクリップボードとペンが渡され、いよいよ出発!




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教師としての生きがい

今日も授業が楽しかった。

アニメ好きの10年生を対象に日本のアニメ・漫画文化についてのパワーポイントを作ったら、怠け癖のある彼らの集中力が10倍アップ!おそるべし、アニメパワー。
自分のホームタウンにある三鷹ジブリの森美術館の魅力を紹介しながら、自分が日本に、東京に、そして三鷹に生まれた意味を実感した。8年前あんなに日本が嫌になって飛び出したのにね、人生って面白い。

また別のクラスでは、去年突然学校をやめた自閉症の子が今学期からまた戻ってきた。去年ほとんどしゃべるのを耳にしたことが無かった彼がものすごく関心を抱いているのは、なんとゴジラでした。もう声変わりも始まっているような歳なのに、いつも授業中もゴジラのフィギュアを触っている。そんな彼のクラスで先週東京のポップカルチャーについて話していたら、いつも黙っている彼が手を上げて、自信満々にゴジラの映画について知識をシェアしてくれた。こんなに彼がしゃべるのを聞いて皆びっくりしていた。授業の内容に関連した話題だったので、知識をシェアしてくれたことを褒めたら、今まで見たこともない満面の笑み。「みんな違ってていい」。口で言うのは簡単だけど、実際学校という集団の中で彼のような子にそう感じてもらえるような環境を用意するのは簡単ではない。けどそれをあの瞬間、実現できた気がした。今日の授業でも、手を上げて授業に関連した発言を笑顔でしてくれた。私の授業が彼の輝ける場所になっていたら、こんなにやりがいのあることはない。

放課後の家庭教師。日本の大学に留学したいと言っている11年生の子に出された日本語の課題は、「環境問題に対するエッセーを日本語で書きなさい」というもの。いくつかあるトピックの中から彼女が選んだのは、「野生動物保護」だった。かなりエリートコースのこの課題は、日本語だけでなく、サイエンスとしてのエッセーの質も問われるような超ハイレベルなもの。自分が大学で勉強した動物学や科学的な文章の書き方の知識を活かすことができて、私もハッピー、彼女もハッピー。この子とのチュータリングも3年目を迎えた。学校の仕事にはない、「生徒に選んでもらえてる」感も、たまらなく好きだ。

学校も家庭教師も、それぞれ違った良さがある。今日みたいな日は、両方やってて本当によかったなと、心から思うのであります。

教えることは学ぶこと

先週の小テストで明らかにカンニングしたと思われる答案がいくつか出てきた。けど私がその行為を直接見たわけではないので、名前を明かさずに、且つ本人には必ずメッセージが届くような方法で、クラス全体にカンニング行為について話をした。いつも楽しい授業の雰囲気が、今日はシーンとなってしまった。本当は私だってそんな雰囲気の中で学習してほしいんじゃないけど、そういう子がいたらそうせざるを得ないこと、一部の子の悪い行為のせいでみんなが影響を受けることを話し、そうやってズルしていい点取ってハッピーな人って本当にハッピーだと思う?と問いかけた。今日の小テストは全員机を離させて、まるで学期末試験みたいな雰囲気で受けさせた。本当は楽しい雰囲気の中で、日本語を学ぶことを楽しんでほしいのだけど、今日はその気持ちは押さえて一切笑わずに授業をした。カンニング行為を見抜けない自分の目の甘さが悔しくて申し訳なかったけど隠して怒った。

その授業の途中、一人の生徒が以前のテストの答案とそれに添付したサティフィケート(その子のひらがなのレベルを表す紙切れ)を持って来て、私の目をまっすぐ見てこう言った。

「先生ごめんなさい。私も実は2週間前のテストでズルしたの。だから私、このサティフィケートをもらう資格なんかない。だから返します。ちゃんと勉強してやり直します。」

教師の仕事をしていると、自分の気持ちと反することを沢山しなければいけないのが辛い時もある。でも、こういうふとした瞬間瞬間に、生徒たちと一緒に成長していく喜びを感じられる。
悪いことしちゃった生徒にも、ちゃんと頑張ってる生徒にも、相談にのってくれる他の先生やアシスタントにも、感謝したい。私も生徒たちに負けてられないよなぁ。まだまだ私も成長できるしすべきだと感じたできごとでした。

アニマル×エデュケーションのお仕事 ―冬のプログラム―

前回に引き続き、日本の学童保育施設ネクスファにて実施した「アニマル×エデュケーション」教育プログラムのお話。(ネクスファとの繋がりについては以前この記事に書きました。)

今回は、この間の帰国のときに授業をしてきた冬のプログラムについて。
(プログラム内容については本家Animal x Educationウェブサイトからも詳しく見られます。)

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<画像提供:ネクスファ>


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アニマル×エデュケーションのお仕事―秋のプログラム―

うわぁぁ・・。まさかの二か月ブログ放置・・。一学期が始まってから忙しくてブログまで手が回らず、相変わらずマイペースな更新ですみません。。

さて。ケニア旅行の後2週間ほど日本でゆっくりしてからケアンズに戻ってきたのですが、去年・今年とも帰国中の期間を利用して、以前教育プログラムを作らせていただいたネクスファのところにお邪魔して授業をさせていただきました。今日はそのお話を。


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褒めることのパワー

今日は所属先の学校でプレゼンテーションデーがあり、プレップから5年生までの生徒が一年間の成果を檀上で表彰される日でした。日本語課からも各クラスから成績優秀賞一人と努力賞二人を選びました。その日まで誰が表彰されるかは伝えないので、生徒たちの素直な喜びが伝わってきてこちらもとても嬉しかった。特に私が努力賞に選んだ子の中には、普段表彰とは無縁だったのかもしれないなと思わせるほど大喜びしてくれた子もいて、そういう子の大きな励みになれたのかもと思うと、教師という仕事に就けて改めて良かったなと思った。
その後も、今日の授業用に作っていったワークシートを見て上司にあたる先生が「Yukaの作る教材のクオリティはすごいわ。いつか教材の本を出版すべきよ!」と言ってくれたり、遊びに行った友人宅で「おりがみゆかちゃんまたおりがみおしえてね」というかわいいお手紙をもらったり、家庭教師先で「今日の服、素敵ね」と言ってくれたり、なんだかいいことが続いて始終ハッピーだった。アートセンターに折り紙を搬入もしに行ったし、マジでスーパー多忙な一日でしたが、こうやって人に褒められると、またいくらだってエネルギーが湧いてくるもの。いくつになっても、自分て単純だなぁと思ってしまう。役立ちたがり、褒められたがりのイヌ年生まれ。褒めることのパワーを自分がよく分かってるから、これからも褒めて育てる教師でありたいと思いました。

子供たちの成果

始まったばかりだと思っていたターム4も来週で折り返し地点。また通信簿を書くためのアセスメントの時期がやってきました。
3・4学期でひらがなをマスターしている4,5年生は、毎週次のレベルに昇格するための昇級テストみたいのを受けていて、合格点に達した子にはそれぞれのマスターレベルに応じた空手の帯の色の賞状を渡しています。そのシステムにがっつりと食いついてくれた生徒たち。毎回毎回飽きもせずめげもせず次のレベルにチャレンジして、上がれないと悔し涙を見せるほどの頑張りよう。今週のテストでは黒帯(完全マスター)三人も出ました!今までのを合わせると、黒帯は全部で五人。ラストチャンスの来週までにはもっと黒帯が出そうな気がして楽しみです。
天気予報のユニットをやった2・3年生も、リスニングテスト満点続出。
はらぺこあおむしのユニットをやってる1年生も、沢山言葉を覚えてくれて、競うように質問に答えてくれる。いつもBehaviourに悩まされていた子も、最近なんだか落ち着いてきた。

今年初めて長期のコントラクトで授業をしましたが、代行授業よりよっぽど大変な分、成果も見ることができて、嬉しいものです。
あと5週間、気を緩めず、生徒たちと良い関係をもっと築いて行きたいです。

久々の高校サイエンス

今日の代行授業は、久々に来ました、高校サイエンス!
アボリジニやトレス諸島人、パプアニューギニア人などの多い公立高校で、体重も声のデカさも私の倍くらいあるような元気なティーンエイジャーたちに化学や生物を教えてきました。いつもと勝手が違って大変だったけど、やっぱサイエンス好きだわ。と再確認しました。でもやっぱ私は小学生相手に日本語を教えてるのが一番自分に合ってるとも思いました。
たまにいつもと違う自分を経験できる代行授業の仕事、やっぱ好きだなー。