アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

シンガポール旅行記―父への想い―

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そして、今回は父の社員旅行の付き添いだったので、父がどんな人と一緒に毎日働いているのかを知ることができたのも貴重な経験だった。
無口な父は、家で仕事のことはほとんど話題に出さない。会社のことを家族が聞いてもあまり話が膨らまず、結局父がどんな職場環境でどんな仕事をしているのかよく分からないまま親元を離れてしまった。だけど、今回職場の社員さんたちにお目にかかれて、皆さんとても仲がいい感じが伝わってきて、私も居心地がよかった。口下手な父が他の社員さんを陰で気遣っている姿を見たり、団体行動に迷惑をかけないように一人でアタフタしているのを見て、自分はこの人の血を受け継いだんだなと思い、後ろから肩を叩いてあげたい気持ちになった。恥ずかしいから特に何も言わなかったけど・・。自分が子供だった時、父も同じような気持ちで私を見ていたのかなぁと、でもうまく言えないまま時が過ぎていったのかなぁと、しみじみ思ったのでした。

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<無言で魚と戯れる父。感情表現をあまりしない、典型的なサムライジャパニーズ。>

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シンガポール旅行記―様々な思い―

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シンガポールに来るのはもう6度目だったにもかかわらず、今回のシンガポール旅行は今までの数々の旅行の中でもかなり特別なものとなった。一人になった帰りの飛行機の中で、様々な思いが頭の中を巡った。


まず、今回の旅行は、オーストラリアの永住者になってから初めての海外旅行。オーストラリアが「外国」ではなくなった今、自分も着実にオーストラリアナイズドされてきている。その国にいると気付かないことも、第三の国に行くと気付くことはよくある。今回シンガポールに行って、自分の中でオーストラリアがホームになったんだなということをすごく実感した。

例えば、海外からの旅行客の多いナイトサファリなどでオージー訛りの英語が聞こえてくると、なんだか無性に話しかけたくなったり、雨が降ってきたら履いていたビーサンを脱ぎ始め、子供にも裸足で歩かせ、傘がなくても平気で動物を見続ける父子を見て、「あー絶対オージーだ!」と嬉しくなったり。帰りの飛行機に並ぶ時も、ゲートに集まったオージーたちを見て「ああ、もうホームに帰る時が来たんだな」としみじみ感じたり。他のオージーから見たら、私なんて雨降ったら傘もさすし、さすがに動物園内は裸足で歩かないし、空港のデューティーフリーでお酒ばっかり両手にいっぱい買ったりしてないし、全然オージーじゃない。けど、自分の中でオーストラリアがこれだけ自分の国になってきているんだなと気付いたのは、なんだか新鮮だった。



そして、シンガポールに住む友人たちや動物園スタッフの人たちとも再会できたのもとてもよかった。
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シンガポール旅行記―動物園後編―

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前回の続き。

そして、フラジャイル・フォレストを出ると、目の前には大きなきれいな湖。ここで動物と一緒にウェディングの写真を撮りに来る人もいるんです。園内に湖があるのではなく、湖に囲まれた森をそのまま動物園につくり変えた、という感じ。この湖は数少ない貴重な国の水資源なので、シンガポールの人たちが「大事にしなければいけない」と思うは言うまでもありません。
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動物園が湖に面していると、園内には湖からやってくる野生動物だって登場します。
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シンガポール旅行記―動物園前編―

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シンガポールの動物園といえば、たぶん多くの人はナイトサファリと答えるでしょう。ここのナイトサファリは、シンガポールに来るほとんどの観光客が足を止めるほど有名で人気です。それもそのはず、シンガポールのナイトサファリは、世界で唯一の、夜にしかオープンしない動物園なのです。赤道直下なので日没時刻が一年中変わらない点や、一年を通して気候が温暖であることなど、他の国にはなかなかまねできないことなので、めずらしさもあってみんなここに来るのでしょう。
父の社員一向も、もちろんプランに組んでいました。ここでは、月明かりのようにほんのりと地面を照らす程度の弱い明かりの中を、歩いたりトラムにのって夜行性動物を見て回るという形式なのですが、動物の目を保護するためにフラッシュ撮影が禁止になっているので、いい写真が全然ありません。なので、残念ながらブログでは省略~~;
(去年ナイトサファリに行った私の友人のYさんのブログでいい写真とともに紹介しているので、よかったらそちらをどうぞ。「Yの王宮」

私が断然おススメするのは、昼間のZOOですよ。こっちの方が動物も良く見えるし、植物や景色もきれいだし、ショーも色々あるし、ナイトサファリより10倍くらい面白い!各国の動物園の動物がどれも暇そうに寝そべっているのは暑さのせいではないということが、ここの動物園を見ればよく分かります。それでは行ってみましょう~♪
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シンガポール旅行記―バードパーク編―

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旅行日程の自由行動の日は、父と二人で大好きな動物園めぐりをしました。
冒頭にも書いた通り、私にとって動物園という場所は、夢をくれた場所でもあり、学ばせてくれた場所でもあり、組織の中で働くということを経験させてくれた場所でもある特別な存在。特にシンガポールにある動物園・ナイトサファリ・バードパークの三つの園は、ワイルドライフ・リザーブ・シンガポールという一つの会社の管理下にあり、動物園の知り合いを通じて何度も入れてもらっている馴染みの深い場所。今までは「動物園で働きたい!」という一心で、動物園マニアの肥えた目線で色々見ていたわけですが、今回はふつうの親子旅行。余計なことを考えず、純粋に動物園を楽しむことに徹した。

最初に行ったのが、ジュロン・バードパーク。ここは鳥だけの動物園なのですが、あなどるなかれ。普通の色んな動物がいる動物園以上に楽しめるのがこのバードパークのすごい所。「鳥」と一口に言っても、走り屋、潜り屋、泳ぎ屋、殺し屋、芸者などなど、いろんな仲間がいるわけです。その鳥の多様性をうまくフィーチャーして、かつ展示の仕方や説明の仕方にもこだわった、世界でもかなりモデルにされている野鳥園です。

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シンガポール旅行記ーシティ大変貌!編―

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昨日の朝、シンガポールから帰ってきました。
今回のシンガポール滞在は、いつもと違ってとても新鮮だった。今まではシンガポール動物園とコネクションを築くために行っていたようなものだったので、前々回にも書いたアニマルトレーナーのおじさんが動物園内を案内してくれたり、他のシンガポール人の友達が家に泊めてくれたりと、ほとんどお金をつかわずにローカルの目線で国に滞在することができていた。今回は姉と初めて旅行した11年前以来初めて、完全なツアリストとしての滞在。今までとは違う視点から見る3年ぶりのシンガポール、しかも父親と一緒。すごく新鮮な刺激となった。

まず一番に書きたいことは、シンガポールの街全体の変化の速さ!!ある程度は予想していたのだけど、これほどまでに3年前と違う姿を見るとは思わなかった。最新のテクノロジーと建築デザインとを駆使した建物やエンターテイメントを、街中が競って作り上げているかのように、とにかく見る場所見る場所が新しくなっていたのにはとてもビックリした。3年前にはなかったものをざっと紹介:

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シンガポール動物園教育課職業体験 後編

前回のつづき

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こちらは、チャイニーズニューイヤーのイベントで教育課が出したブース。この年は丑(うし)年だったので、牛に近い仲間(バッファロー、シカ、キリンなど)について楽しく学べるコーナーを設けました。


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シンガポール動物園教育課職業体験 前編

サス塾シリーズの合間に、今日はちょっと違うネタを。
というのも、明日からワタクシ、シンガポールに行ってくるのです。今回は自分の旅行というよりは、父親の社員旅行の付き添い的な感じで、半分スポンサー付きな旅行なのです。といっても、日程の半分くらいは自由な時間もあるので、私の大好きな動物園とその関連施設にもしっかり行ってきます。

実は私、シンガポールに行くのは今回で6回目。1回目の姉との旅行を皮切りに、そこで出会った動物園飼育員(というかアニマルトレーナー)のおじさんからどんどん動物園内の人脈が広がり、シンガポール動物園の魅力にどんどん魅了され、またオーストラリアと日本の間くらいに位置することもあり、気付いたら4年に二度のペースで足を運んでいるというくらい縁のある場所になっていました。
中でも一番有意義だった2009年の経験について、これを機に書きまとめておこうかなと。

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