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プロフィール
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- Author:Yuka
- Profile:
動物と教育との結びつきをテーマに、現在オーストラリア・ケアンズにて活動中。 Profileを詳しく読む
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けがの功名
あの事故から2週間が経ちました。まだ右腕は動かせませんが、左腕で色々できるようになったし、外出もするようになった。脚をけがしなくて、本当によかった!
けがのお陰で、色々得したことがある。
その1) 時間に余裕を持つことの大事さに改めて気づいた。いつも時間ギリギリになってしまう癖、急ごうと思えば急げる体だったから持てた贅沢だったんだな と。右肩をけがしてるってだけでも、横断歩道を使わずに道路をサササと横切るとか怖くてできないし、バスがバス停に来ていて走れば間に合う!って時も走れ ない。一定の速度で歩くことしかできない、けど急ぐ必要なんかない毎日。むしろ今まで、何で私は何かといつも急ごうとしていたんだろう?と思った。社会人 になってしまう前に、車とか買う前に、このことに改めて気づくことができてよかった。
その2) 病院通いを通じて、世の中の視野がまた広がった。病院で働いている同年代くらいの人たちの仕事を見たり、色んな理由で病院に来ているほかの患者さ んたちを見ていて、人生を大事にしたいと思った。自分の生きたい人生を、体が自由に使えるうちに送りたいと思った。世の中の流れに身をゆだねて生きるより も、自分で舵を取って進む生き方をしたいと思った。そして、目の前の人をハッピーにできる仕事っていいなと思った。
その3) ハウスメイトとの交流が深まった。今まではお互い帰ってくるタイミングも違うし食の好みも違うから食事は別々だったけど、私が料理ができなくなっ たもんで、ハウスメイト(同じアパートをシェアしている友達)と共同で料理して一緒に食べるようになった。オージーボーイの作る料理は、いたって大雑把で 豪快。でも私の買ってた食材を使っちゃわないといけなくて、彼にアジア料理の作り方を指導。ハウスメイトは悪戦苦闘しながらも、初の炊き込みご飯を作って くれました。いい思い出です。
その4) けがして中断したカランビン野生保護区での実習。そのときのシャツとバッジを返しに今日行ってきた。行ったついでに、事故った日の次の日に見るは ずだったショーの運営チームの仕事を見学させてもらった。正規の実習プログラムの下ではなく個人として見学させてもらったので、スタッフの人たちと個人的 に仲良くなることができた上、腕にスリングしてることで「腕、どうしたの?」「実は2週間前、実習2日目の帰りに・・・」と会話が始まって、カランビンで ジョブインタビューを受けたことや、私の目指していることなんかを話すことができた。事故る前の実習のときは、スタッフにとって私はただの”毎週来る実習 生のうちの一人”にすぎなかったから、ただ与えられた仕事をやるのみだったけど、けがのお陰で、実習生の一人としてじゃなく、私個人として印象を残すチャ ンスを得ることができた。連絡先も交換できたから、また一つコネクションが増えました。
変な話だけど、あのタイミングで事故ってけがしたのは、すごく意味があったように思う。あせって社会人になる前に、じっくりと自分のことや今生きている社会のこと、私を助けてくれる周りの人のことを考える時間を持つことができた。
まさに、けがの功名。 今日も人生にありがとう :-)
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