アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

I love teaching♪

今日で日本語の教育実習も3週間が過ぎた。良い監督の先生と良い生徒たち、学校のスタッフに恵まれて、今のところ全てが順調。とても楽しく授業をさせてもらっている。

特に嬉しかったできごと。
その1
国際交流のさかんなこの学校には、中国からの留学生がたくさんいて、多くが日本語を取っている。ある時、生徒の一人と1対1で作文を書くのを手伝う機会があって、色々話した。彼は両親もこちらにいないし、英語もよく分からないし、オーストラリア人の友達もあまりいなくて、学校がつまらないと言っていた。でも話してみたらすごく気さくで面白くて、アジア人同士だからこそ分かる笑いのセンスを感じられた。
私も16の時に一人でカナダに留学して、友達もあまりいないし先生も私をどう助けていいか分からないしで、毎日泣いてばかりだったから、こういう子たちの心境はものすごくよく分かる。
その時は本当に自分の英語はHopelessだと思っていたけど、日本に帰ったら自分の英語力がその1年ですごく伸びていたことが分かった。それからずっと日本で英語を勉強し続けて、今こうして英語を使って世界中の人と話すことができてる。本当に満足な人生。そんな幸せを、毎日いろんな子達とシェアすることができるって、本当に生きがいを感じる。

その2
先週一週間、日本の高校生たちが海外授業体験プログラムみたいな企画で、授業を出入りしていた。バディといって、こちらの学校の生徒の希望者がそれぞれ一人ずつ日本人の子を案内したり、授業に連れて行ったりしてくれるという、生徒同士の間で親密な異文化交流ができるなんとも羨ましすぎる企画。その様子を見ていて、この10年の間で、いかに時代が変わってきているかがよく分かった。私が彼らの歳だった10年前、英会話ができる高校生なんか珍しいくらいだったけど、今の子達は本当にすごい。間違いなんか全く恐れずに、とりあえずなんか言ってみる、自分の持ち味を恥じずに発揮する、相手の持ち味を探り出す、といったことをとても積極的にできる子たちばかりだった。特に印象的だったのが、天体オタクなエツシ君。同じく星座が好きな私の監督の先生と話が合ったようで、おとなしく私の授業を聞くよりも、廊下に出て先生と星の話をすることを選んだ。えらい!せっかくオーストラリアに来ているんだから、日本人の日本語の授業なんか聞いてるより、そっちのほうがよっぽどいい経験になる。他にも、習字が得意な子が、「書道セットなんか持ってませんか?」と聞いたり、ノートに落書きばっかりしてる子に「絵うまいね。俺に何か描いてくれない?」とリクエストしたり、とにかく積極的だった。はっきりいって、英語のレベルは大したものではない。けど、それを気にせずにどんどん英語を使って人と交流する姿勢は、時代の流れの賜物だなぁと感じた。今後の日本に期待♪

その3
8年生(12-13歳)の授業で、好きな単元をやっていいよと言われたので、すかさず「じゃあAnimalsの単元やらせてください!」。そんなわけで、動物をテーマに基本構文を教えたり、昔話を読み聞かせたりという授業をやらせてもらっています。
私のモットーは、「生徒が自然と参加したくなるような楽しい授業」。だから、フラッシュカード使ったり、歌ったり、ビデオクリップ使ったり、色んなことをして生徒の意欲を維持することに努めている。というか、こっちの子たちは元気モリモリで落ち着かないし、思ったこと容赦なく言うから、そうでもしなきゃやっていられない。
8年生のクラスに、ドモリ症の子がいる。自分の好きなことにまっしぐらになるタイプの子。でも見るからに態度がよくて、日本語の授業が好きな様子。その子が今日、昼休みに職員室に来てこう言った。

「せ、せ、せ、先生、き、き、今日、の、じゅ、じゅ、じゅ、授業で、ぼ、ぼくの、ぺ、ペットのと、と、とかげ、つれてき、きても、い、いいですか?」

どうやら、理科の授業のために学校に連れてきたよう。せっかくだから、今まで教えた構文を使って、クラスのみんなの前で紹介したら?と言ったら、うれしそうに笑った。「これはBarrelです。ぼくのペットのとかげです。Australiaにすんでいます。たべものはcricketとdragon pelletです。」という簡単なスピーチを書いてあげて、授業の最初にクラスの前で発表してもらった。ドモっていても堂々とした、日本語のスピーチ。クラスのうらやましそうな目。トカゲをみんなに触らせて、満足気な笑顔。こういう生徒を見る度に、もっともっと生徒を笑顔にしてあげたいと思う。



あと4週間、これからも頑張ろう、楽しもう。
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