アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

今のお仕事 ~日本語編~

前々回のつづき。

こっちの学校では小学校から日本語を教えている学校も結構あるので、日本語の先生が休んだ時は私の出番。自分の専門科目はやっぱり一番教えやすい。
色んな学校での日本語授業を代行してみて思ったけど、学校によって全然教え方が違って面白いと思った。

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<日本語の教室。休み時間中にこっそり撮影。>


ある学校では、毎授業ごとにすごく幅広い内容を教えていて、小学生にして既に漢字を教えたりしていた。その学校では、みっちりとこと細かに書かれたレッスンプランを朝来て20分で頭に入れ、時間配分に注意しながらそれ通りに授業をした。ちょっと小学生には早いかな?と思うような内容(あつい→あつかったの活用とか)でも、生徒たちは興味津々で、私なりの教え方で教えてみたらみんなそれを真似して使ってくれたりして、感心してしまった。こういう学校では、自分が日本人であることを存分に活かせるのでやりがいがある。

かたや別の学校では、「日本語なんて大っ嫌い!!」「日本に帰れセン公!」みたいなことを平気で言ってくるような生徒がゴロゴロいる。そんな日本語大嫌いな生徒たちをどう1時間持たせるか、毎回思考錯誤。小学生でも7年生(12歳)にもなると、私よりも背が高い子の方が多くなってくるので、「生徒より背が低い」+「英語がなんか変」っていうハンデがあってしては、こういう子たちに怒って見せてもバカにされるだけ。なので、あえてKeep smilingで授業を開始。こんなときは、最初に出席を取るときにいかに生徒の名前を覚えられるかが勝負。生徒が騒ぐ中、生徒と一人ひとり目を合わせて名前を確認。スマイルしながらも、内心勝負心が燃え上がる。そして授業開始。

私:「OK guys. What you are learning today is ....」
生徒:「せんせーい、何言ってるかぜーんぜんわかりませーん!」
私:内心怒るも、平静を保ちつつ、生徒の名前を黒板に書き、×一個目。授業を続行。
生徒:数分後、他の生徒に消しゴムを投げる。
私:×二個目を書く。授業を続行。

基本的に授業中に静かな瞬間なんてないので、名前の分かる限りこの作業を繰り返し、×が3個ついたらオフィス送りの刑、担任を呼ぶの刑などを施す。こういう学校では、日本語を教えることはほぼ諦め、生徒の問題行動を最小限にすることに集中するほかない。残っている生徒が「日本人はこんな状況でも平静を保っていて、粗い言葉を使うこともなくちゃんと仕事をするのか」と思っていてくれていたら、それが私がこの子達に日本語の授業で伝えたかったことだ。

自分のスタイルで、やるだけやってみる。That’s サプライ教師。


次回は音楽編♪
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