アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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今のお仕事~音楽編~

前々々回のつづき
イントロでも書いたとおり、私の資格は日本語と中学理科・高校生物なのに、ニーズがあればそんなことは目安にすぎず、手の空いている教師はどんな穴埋めにでも使われる。That’s サプライ教師。本来は資格がないと教えられないはずの音楽や体育などの専門科目も教えたりする。

まず、音楽から。

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<音楽の教室>


初めて音楽の先生の代行をしたとき、たまたま机に置かれていたレッスンプランに、
「もし間が持たなかったら“If you’re happy and you know it clap your hands”の歌でも歌って時間をつぶしてね。この本も使っていいわ。じゃ、よろしく!」
とか書いてあった。ちなみに“If you’re happy and you know it clap your hands”の歌というのは、「幸せなら手をたたこう」の英語版のこと。で、その元歌の歌詞とさらにオージーアニマルが登場する替え歌の歌詞が書かれた絵本が置いてあったので、それを使って授業前に歌を覚える。(誰もいない音楽の教室で独り英語の童謡を練習するあやしい日本人・・)

そして1時間目の生徒たちが入ってきた。小学1年生のオチビさんたち。まずは生徒たちと一緒に英語で歌う。(私は最初はちゃんと歌えてなかったのだけど、生徒たちと一緒に何度も歌ううちに全部スラスラ歌えるようになった♪どっちが教師なんだか・・。)
次に、例の絵本を使って、オージーアニマルの真似を子どもたちにさせながら替え歌バージョンを一通り歌う。生徒たちはカンガルーになったりワニになったりと大盛り上がり!盛り上がり過ぎたのでいったん生徒を落ち着かせる。時計を見ると、まだあと15分つながなければいけない。さぁどうしよう・・。

その時生徒が、「先生、ジャパニーズもしゃべれるの?」と私に質問。「そうだよ、私はいつもはジャパニーズの先生してるんだよ」と答えると、クラス中から「ジャパニーズでも歌ってみて!」という声が。そこで、NHKの歌のおねえさんのごとく日本語で「幸せなら手をたたこう♪パチパチ」と歌って見せると、これまた大盛り上がり。意味も分からないまま生徒たちも私の真似をして歌い始めた。初の音楽の授業は、生徒たちのお陰で成功に終わった。



次に別の学校で音楽の先生の代行をしたときも、このネタを使わせてもらった。今回は初めから黒板に日本語の歌詞を書いて、英語で歌った後に日本語を教えた。今回は小学校高学年なので、言葉の意味も説明。熱心な子は歌詞を書き写す子もいた。どうせ教えるなら歌詞を覚えちゃうくらいちゃんと教えようと思って何度も歌ううちに、気分はすっかり音楽の先生♪調子にのって教えていると、何やらアドミンの先生が覗きに来て、しばらく授業を見て去って行った。その日の帰り、その先生に呼ばれ、
「音楽の先生ね、体調がものすごく悪くてしばらく学校に来られないから、来週いっぱい代行できないかしら?」
と。一週間なにをしようか考えもせず、よろこんで引き受けてしまった。さてどうしよう。

週末をはさんで、次の週。引き続き全部のクラスに「幸せなら手をたたこう」の歌を教える。3日ほど教えたある日、1時間目が空きの時間だったので、教室にある電子ピアノを使って簡単な伴奏を考えて練習。なんとか完成。その日は私が教えるのが2回目のクラスもあったので、そのクラスにはおさらいの後に伴奏で歌わせてみた。私が歌詞を指してなくても歌ってなくても、生徒たちだけで歌っていた!感動!! うまくいったので、プレップから7年生まで全部のクラスに同様に歌をマスターさせた。一日の終わりに、お母さんに連れられて帰っていく生徒たちが私を見て日本語で楽しそうに歌い始めてくれたことが、めちゃくちゃ嬉しかった☆
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<電子ピアノで伴奏。ピアノやっててよかった~。>


あるクラスでは、生徒たちとクリスマスソングでいす取りゲームをした。ここでも私は英語のクリスマスソングの歌詞を始めて知る。とてもいい機会となった。

こんな機会がなければ、オージーの子誰もが歌える歌の英語の歌詞も知らなかった私。音楽の授業を通じて私は生徒から英語の歌を習い、生徒は日本語の歌を私から習う。これこそ、本当の意味での言語教育/異文化コミュニケーションだと思う。こういう授業ができた時は、この仕事をやっていて本当によかったと心から思えるし、続けたいと思える。


けど、いつもいつもこうはいかないんだな。次は体育編を書きます。
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