アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

被災地の旅―石巻前編―

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石巻★元気トリップ2日目(最終日)は、石巻市のスタディーツアー。石巻もかなりの広範囲で津波を被り、女川よりも多くの方が亡くなった町。津波だけでなく火災の被害もあり、被災直後の町の写真は、目を覆いたくなる光景だった。その石巻を自ら歩き、まだ津波の爪痕がしっかりと残った光景をしっかりと目に焼き付けるべく、沢山写真やムービーを撮った。

キャプチャ2<がれきの山>
キャプチャ<廃車の山>
P1130496.jpg<骨組みだけになった家>
P1130495.jpg<五千世帯が住んでいた地区。今は…>


バスが到着した場所は、門脇町・南浜町という石巻の中でも最も被害の大きかった地区。目の前には火災で焼け焦げた上に3階まで津波を被ってボロボロになった小学校の校舎があった。この小学校に避難した人たちも、まさかこの校舎の上まで波が来るとは思っていなかっただろう。この小学校のすぐ隣には、亡くなった方々の墓地があり、見ているだけで悲しいため息が出る光景だった。

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もともとお店があったこの場所、今は献花台や灯篭が置かれ、人々が亡くなった方のために手を合わせる場所となっている。私も静かに手を合わせ、この町で亡くなった沢山の方々のご冥福をお祈りした。そして、日本中の人たちに沢山のことを気付かせてくれたこと、世界中の人たちに日本人の強さを教えてくれたことに感謝しありがとうと唱えた。

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道路を渡った先のテントでは、手作りの工芸品を売っている地元の方々がいた。ここでもまた被災された方から直接お話を聞くことができた。
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裏の山が燃えていたこと、走って逃げたことなど、今私たちの目の前にある景色を指さして具体的に語ってくれ、すごくリアルにその時の状況をイメージすることができた。「あの時は地獄だったわよ」と言いながらも、今は明るい笑顔を振りまきながら作ったものを売っている姿を見て、元気をもらった。

P1130510_crop.jpg

こちらは、ここで飾られていた折り紙の久寿玉。「折り紙代をドネーションする」という形でお店に商品と一緒に並べられていた。小さい久寿玉もらうことにし、500円を入れたら、「そんなにもらっちゃったら悪いわよ。もう一つ持っていきなさいよ!」と、大きい久寿玉までくれた。断るのも悪いのでそのままいただいたのだけど、久寿玉一つを作るのにもかなりの手間とスキルが要るのをよく知っているので、なんだか申し訳なかった。災害でせっぱ詰るような生活を強いられても、気前よくお客さんにサービスして商売を楽しむ気質は変わらないんだなと思い、自然と笑顔になった。せめてもの恩返しとして、いただいた久寿玉たちは、被災地のことをケアンズの人たちに伝えるときのツールとして活用しようと思う。



つづく
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【2012/11/09 19:22】 | #[ 編集]


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