アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

アニマル×エデュケーションのお仕事―春のプログラム―

皆さん明けましておめでとうございます。2013年も前年に負けないくらいの良い年にしていきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、前回イントロを書いたネクスファでのプログラムのお話。ここ一週間でこれらのプログラムをAnimal x Educationのウェブサイトに英語と日本語両方で書きまとめていました。ブログの方でも、少しずつ紹介していきたいと思います。
春、夏、秋、冬の4シーズンに分かれているので、まずは春から!

春の自然と言えば、皆さんはどんな風景を思い浮かべるでしょう?大抵の人はきっと満開の桜を思い浮かべるのではないでしょうか。桜自体は春の中でも1週間ほどしか咲いていないのですが、ほとんどの日本人が春の風景に桜を思い浮かべるのは、桜が私たちの文化に深く根付いているからだと言えるでしょう。アニマル×エデュケーションでは、自然科学という範疇で生物学的なコンセプトだけを教えるのではなく、こういった文化的なことも伝承していくことを目指しています。

桜の木をはじめ、春になると一斉に花や虫、小鳥たちや他の動物たちが姿を現し始め、野山はとてもにぎやかで彩り豊かな感じになります。その風景をイメージしながら子供たちに作ってもらうシーンの見本は、こんな感じにデザインしてみました。大きな模造紙に下絵を描いて、そこに折り紙で作った生き物を貼っていくというのが、このプログラムの主なアクティビティとなっています。
spring1-6.jpg

student work_spring scene edit


わざわざ折り紙なんかで作らないで、全部絵で描けばいいじゃん!という声も聞こえてきそうですが、折り紙で作って貼っていくという作業には実はすごく意味があるのです。折り紙を折っている間、手を動かしながらすごく頭を使いますから、その指先の記憶とともに授業の内容が記憶に残りますし、パッと出来上がった全体像を見たときにも、色とりどりの折り紙が貼ってあればそれが一番目につきます。「春の授業で何を習ったっけ?」と後で復習するときにも、折り紙で作った生き物を思い出せば、自然と記憶が蘇ってきます。指先を動かす、というハンズオン(hands on)効果と、カラフルな色彩による視覚刺激の効果両方を持ち合わせた折り紙は、教育のツールとしてすごく効果的なものなんです。


こちら、アクティビティを楽しむ子供たちの様子。(ネクスファプログラムレポートより)
student work_spring scene 5
私は実際授業をしたわけじゃないのですが、わいわい賑わっている子供たちの声が聞こえてきそうです。

オーストラリアにいる私の代わりに授業をしてくださっているのが、サス塾塾長の杉浦先生。そう、私に声をかけてくださったご本人です。
先生には、アクティビティに入る前に、各シーズンのテーマを生徒に説明していただき、子供たちがその理解を深められるようにアクティビティに繋いでいただきます。


春のテーマは、「命のいとなみ」と「命のつながり」。生き物が沢山登場する春の最初のシーンでは、色々な種類の生き物が一緒に住んでいることで自然が豊かになる、という「生物多様性」の重要さを学んでもらい、二つ目のシーンでは、最初のシーンに登場した生き物を使って「食う・食われる」の関係を説明してもらい、「すべての命は繋がっている」というコンセプト(食物連鎖のこと)を理解してもらうような内容に作りました。


DSC_4993.jpg

これが、最終的にプログラムの終わりに生徒たちが完成させた「命のつながり」の図です。みんなで話し合いながら作った感じが伝わってきます。


春のプログラムの詳しい内容は、Animal x Educationのウェブサイトにも紹介しましたので、こちらも合わせてご覧ください。
(↓クリックするとAnimal x Educationへ飛びます)
Spring icon_jp



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