アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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シンガポール動物園教育課職業体験 前編

サス塾シリーズの合間に、今日はちょっと違うネタを。
というのも、明日からワタクシ、シンガポールに行ってくるのです。今回は自分の旅行というよりは、父親の社員旅行の付き添い的な感じで、半分スポンサー付きな旅行なのです。といっても、日程の半分くらいは自由な時間もあるので、私の大好きな動物園とその関連施設にもしっかり行ってきます。

実は私、シンガポールに行くのは今回で6回目。1回目の姉との旅行を皮切りに、そこで出会った動物園飼育員(というかアニマルトレーナー)のおじさんからどんどん動物園内の人脈が広がり、シンガポール動物園の魅力にどんどん魅了され、またオーストラリアと日本の間くらいに位置することもあり、気付いたら4年に二度のペースで足を運んでいるというくらい縁のある場所になっていました。
中でも一番有意義だった2009年の経験について、これを機に書きまとめておこうかなと。

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その有意義だった経験っていうのは、タイトルからも分かる通り、動物園の教育課(Education Department)での職業体験のことなのですが、これは大学の夏休みを利用して、フルタイムで丸々5週間も時間を費やした、貴重な経験でした。当時ブリスベンの大学で動物学と教育学を同時に専攻していた関係で、動物園の教育課というのは私の理想でもあり憧れでもある職場でした。(←語ると長くなりますので、スパっとこれくらいに留めておきます^^;)
しかも、最初の出会い以来私のハートを掴んで離さないシンガポールズーで働かせてもらえるなんて!!夢が一歩一歩確実に近づいている気がしました。



実習中実際にやらせていただいたお仕事は、まさに私がやりたかったようなことばかり。例えば、園内のガイドツアーや、子供向けのトーク、イベントでの子供向けブースの設置など。あまりに充実しすぎていたので全部は書ききれないけど、4年経った今頭に浮かぶメジャーな思い出をいくつか載せておこう。


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まず、教育課での毎日のルーティンワークでもある、ホールでのトーク。学校の遠足団体(主に小学校~中学校)を相手に、動物の標本(本物のトラの毛皮とか、貴重な鳥のはく製とか!)と写真を多用したパワーポイントを見せながら、様々なトピックについてお話します。最初の数週間は毎日のように先輩方のトークを聞き、内容を覚えてきたところで、「Yukaもトークやってみたい?」と聞かれ、オーディションとリハーサルの後、ヘッドセットをつけて子供たちの前でトークをさせてもらった。この時まだ大学2年を終えた時で、まだ教育実習もしたことすらなかったのに、初の英語での「授業」が憧れていた動物園で、しかも相手はお金を払って動物の話を聞きに来ているローカルの生徒たち・・・。そりゃもう、緊張したのなんのって!!まず、英語が明らかにシンガポール英語じゃないことに子供たちが「ん?」てなって、標本の扱い方も慣れない感じだっただろうし、きっと今聞いたらそりゃもうひどいもんだったんだろうなと・・。だけど、教育課の先輩たちがすごくフォローしてくれて、「Yukaにしかできないトーク、私はすごく好きよ!」とか言ってくれて、その時はすごくポジティブな気持ちでいっぱいだったのを思い出します。その後も何回かトークをやらせてもらい、自信もつき、憧れだった仕事を少しかじらせてもらえたことが、自分の中での将来への決心に着々と結びついていきました。



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それから、学校遠足の延長で、この動物園では「動物園でキャンプ」プログラムというものを行っています。そう、動物園内にテントを張って、一泊二日のフルコースで動物園を満喫するのです。シンガポール動物園の敷地のすぐ隣には、夜専門の「ナイトサファリ」があるので、ショーやトークを通じて丸一日動物のことを学ぶことができるのです。しかも赤道直下の熱帯気候なので、一年中キャンプがオファーできる。こんなことができる動物園、世界でもここだけじゃないでしょうか?

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到着後、オリエンテーションでチームに分かれた後、動物園内のツアーをします。こちらは爬虫類館の裏側ツアー。実際に飼育されているヘビを回して触らせます。生徒たちも恐る恐る触ります。「なんかプラスチックみたい~」「意外と気持ち悪くないかも」と、口々に感想を言う子供たち。こういう、手で触るという経験は、ただガラス越しに見るだけよりも何倍も刺激を与え、子供たちの記憶に残ります。シンガポール動物園の教育課はこの「触る」という経験をすごく大事にしていて、なんでも惜しまずに触らせてあげます。中には触られすぎてハゲハゲになり始めているはく製とかもあるのですが、そういうリスクを負ってでも、子供たちの記憶に残る体験のためにできる限りのことをさせてあげる。そういう点も、この動物園の教育課をリスペクトする大きな理由の一つです。

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ゾウのショーを鑑賞。ゾウの驚くべき能力や、人間とゾウの関係などについて学びます。

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そしてテントを張って寝る準備。

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夜はナイトサファリへ。トラムに乗って、暗闇の中現れる夜行性動物を見て回ります。

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そしてテントに戻っておやすみなさい。

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夜はこんな美しい湖のほとりで、ライオンやフクロウの声を聴きながら寝るのです。

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野生のヒヨケザル(かなり珍しい種類の動物)が木から木へ飛び回る姿も見られました。


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翌朝、テナガザルの吠える声がジャングルにこだまする中、熱帯雨林を再現した生態展示を案内。水の循環の話、地中の微生物の役割など、動物以外の生物学的なお話もします。ただ動物を見て写真を撮るだけじゃなく、ちゃんと学校の勉強とも繋がる内容まで教えていることも、ここの遠足プログラムがシンガポール中の学校に人気な理由の一つ。専用のワークシートなども用意されています。

こんなクオリティ高い遠足、本当にうらやましい!


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