アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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シンガポール旅行記―動物園前編―

[旅行記を全部見る]
シンガポールの動物園といえば、たぶん多くの人はナイトサファリと答えるでしょう。ここのナイトサファリは、シンガポールに来るほとんどの観光客が足を止めるほど有名で人気です。それもそのはず、シンガポールのナイトサファリは、世界で唯一の、夜にしかオープンしない動物園なのです。赤道直下なので日没時刻が一年中変わらない点や、一年を通して気候が温暖であることなど、他の国にはなかなかまねできないことなので、めずらしさもあってみんなここに来るのでしょう。
父の社員一向も、もちろんプランに組んでいました。ここでは、月明かりのようにほんのりと地面を照らす程度の弱い明かりの中を、歩いたりトラムにのって夜行性動物を見て回るという形式なのですが、動物の目を保護するためにフラッシュ撮影が禁止になっているので、いい写真が全然ありません。なので、残念ながらブログでは省略~~;
(去年ナイトサファリに行った私の友人のYさんのブログでいい写真とともに紹介しているので、よかったらそちらをどうぞ。「Yの王宮」

私が断然おススメするのは、昼間のZOOですよ。こっちの方が動物も良く見えるし、植物や景色もきれいだし、ショーも色々あるし、ナイトサファリより10倍くらい面白い!各国の動物園の動物がどれも暇そうに寝そべっているのは暑さのせいではないということが、ここの動物園を見ればよく分かります。それでは行ってみましょう~♪
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まず、エントランスを入って真っ先に出迎えてくれるのが、園内を自由に走り回っている小型のサルたち。タマリンやサキなどの南米の小型のサルが、こんな距離で突然登場してくれます。でもご安心を。このサルたちがいたずらしたり遠くへ行きすぎてしまわないように見張っている飼育員さんが常にちゃんと立っているのです。
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しばらく行くと、オランウータンが見えます。そう、オランウータンの飼育舎を見る前に、オランウータンが出てくる。しかも、自分が歩いている歩道の真上の木の枝を歩いていたりするのです。これには最初見たときとてもビックリした!でもよくよく見ると、木の幹に電気ショックの流れるバリアが目立たないようについており、オランウータンが自由に行き来できる範囲は一応決められているのです。
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朝早く行くと、オランウータンがロープ一本も隔てずに、すぐ隣の止まり木に座っているのを眺めながら朝食が食べられるという「オランウータンと朝食」プログラムまで用意されています。オランウータンといったら、握力が100㎏も超えるほどの怪力の持ち主。人間と接触があったら事故にも繋がりかねない猛獣なのですが、そこまで大胆な展示ができるのも、飼育員さんがそれぞれのオランウータンと信頼関係を築いているから。何かあった時、呼んだら確実に降りてきてくれるという自信があるから、ここまで自由にしてあげられるのでしょう。
でも要注意!油断していると、上からオランウータンのおしっこが降ってくることもあるんです!






シンガポール動物園のすごいところは、動物と人間との境目を目立たなくすることのうまさ。このキリンの展示のように、3歩草をかき分ければすぐそこに動物がいるかのように見える展示が多いのですが、実はちゃんと動物が絶対に出ないように、水や堀、電柵などが植物の後ろに隠されているのです。
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ライオンのようにさすがに危なくて深い堀で隔てなければいけないような動物も、ちゃんと反対側に回ればガラス越しに見られるように工夫がされています。このライオンの展示の場合、このガラスの前が唯一の日陰になっているので、ライオンもお客さんの目の前にわざわざやってきて寝てくれるというわけです。
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こちらはアシカやマナティ、ペンギンの展示。遠足の子供たちが何やらワークシートに書き込んでいます。こういうワークシートも動物園の教育課が作っていて、展示のあちこちにある説明パネル見ると答えが書いてあるようなクイズ形式になっているので、子供たちも競うように答えを探して埋めていきます。
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「海に住む仲間はみんな泳ぎやすいように流線型の体型をしている」という説明のパネル。ただ書いてあるだけでなく、子供がくるっとパネルをひっくり返すと説明が読める仕組みになっています。これは、「動かせるものを見ると動かしたくなる」という子供の習性を利用したもので、こうやって実際手で何かすることで学習効果が高まることを「ハンズオン効果」と言います。シンガポールに限らず、最近の動物園では、ハンズオン効果を利用した説明パネルを使っているところが増えてきています。
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私の一番好きな展示、「フラジャイル・フォレスト」(=はかない森林という意味)。ここは、熱帯雨林をそのまま巨大なネットで覆ったような生態展示で、中に入ると様々な熱帯雨林の動物が姿を現します。
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ワオキツネザルや
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フルーツオオコウモリ、
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様々なチョウチョや鳥など、
まるでその生き物たちの住む風景の中に溶け込んでしまったかのような錯覚に陥ります。このような、動物の生息地をそのまま再現したような展示方法を「ランドスケープ・イマージョン」といいます。

カエルや昆虫など小さな生き物の展示もあり、遠足のプログラムではこういった小さな生き物についても解説します。そして、出口のところには、こんなメッセージが。
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「最後の一本の木が切られた時、
最後の一つの川が汚染された時、
最後の一匹の魚が釣られた時、
その時初めて人間(You)は気が付くのだろうか、
お金だけでは食っていけないということを。」




つづく
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