アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

インターナショナルナイト―太鼓編―

昨日の夜、私の働いている学校でインターナショナルナイトというイベントがありました。このイベントは学校のコミュニティ内の文化の多様性を祝うイベントで、生徒たちが色んな国のダンスやパフォーマンスを披露したり、合間に司会の先生が色んな国の文化の話をしてくれたり、多様な文化があることの素晴らしさや国際協力の重要性などについて話したり、という内容のもの。毎年LOTE(=Language Other Than English、つまり日本語やイタリア語などの外国語のこと)課がオーガナイズしていて、今年も私の上司にあたる日本語の先生ジョディ―がオーガナイズして、私も宣伝などを手伝わせていただきました。

そして、オーガナイズの他に、今回はケアンズ太鼓のメンバーとしてステージ演奏を頼まれていました。これはだいぶ前からお願いされていたので、太鼓チームリーダーから「じゃあそのイベントでYukaはセンターデビューだ!」と言われていて、すごく嬉しい反面、デビューの舞台を見ているのが自分の学校の先生や生徒とその保護者たちっていうことにものすごいプレッシャーも感じながらこの日を迎えました。しかもセンターというポジションだけじゃなく、チームを紹介するトークもしろと。まぁ私の学校なんで、当然な流れですけど・・。
初めてのイベントをオーガナイズしつつ、マイクでトークもしつつ、太鼓演奏にも集中する、しかも自分の生徒たちが凝視している中で、しかも忙しい金曜の授業の直後に・・・!!と、本番が近付くにつれて緊張感はMAXに。。しかも本番一週間前に豪日協会の代表の人たちが稽古場にやってきて、「あなたたちのチームといい関係を築いていきたい。あなたの学校ともいい関係を築いていきたい。当日演奏を見に行かせてくれないか。」と、深々と挨拶されてしまった。豪日協会とはその名の通り、オーストラリアと日本を繋ぐ協会のこと。そら~えらいこっちゃ!!いったいどうなることやら。。

こちら、その本番のハイライトビデオ↓↓ (注:音は実際と全然違います)

トークは、やはり緊張しました。今まで授業をさんざんこなしてきて何を今さらと思うかもしれませんが、私いまだに人前でマイクを持つと緊張するのです。特に新任の今年は「あの新しい日本語の先生どんな人なんだろう」と思ってた保護者さんや先生方、生徒たちも沢山いたと思う。このイベントで見せる自分が多くの人の第一印象になるだろうと思うと、絶対に失敗したくなかった。短い時間の中で、生徒の気を引いて、簡単に自己紹介して、和太鼓の特徴や打ち方のスタイルなどを説明して、曲につなぎました。


そして一曲目、「三宅」。いつもは後列の端から前列センターのリーダーの背中を見ていましたが、今回はそのポジションに私がいる。曲のペース作りも、合図の掛け声もこのポジションの人がやる。でも今回は掛け声はみんなで掛け合った。すごく爽快だった。掛け声が響くたびにチームとの連帯感を感じたし、暗いホールでフラッシュが光る度に、一つ一つの動きをきめよう、チームの動きが合うようにリズムを保とう、という気持ちになった。さえさんとのデュエットも息ぴったり。最後全員でポーズを決めた時、太鼓の大きな音とともに、自分の中の大和魂を感じた。I’m proud to be Japaneseと思った。
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続いて二曲目、「祭」。この曲は楽しい曲だから、みんなも手拍子打ったり笑ったりして楽しんでね!という前ふりを置いてから始めた。それが功を奏したのか、生徒たちはみんな曲にのってきてくれた。笑ってほしいところで笑い声も聞こえたし、すごくねらい通りの反応を見せてくれて、それがすごく嬉しかった。今までステージ経験は結構あるけど、こんなに客席との一体感を感じられたのは初めてかも。最後はここの学校の生徒でもあり太鼓メンバーでもあるアリーシャとのデュエットから全員でのフィナーレ。いままでにない音量の拍手を浴びて、本当に達成感でいっぱいになった。
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とまぁ、パフォーマンスそのものはすごくうまく行き、ジョディ―からも、豪日協会の人からも、音楽の先生からも良いコメントをいただけて、とても嬉しかった。今回与えた印象は、また次に活かされると思う。


だけど、これにいたるまで、たぶん太鼓チームのメンバーには沢山気を使わせたと思う。私が相当プレッシャーやジレンマを感じていたのをメンバーたちも感じ取っていただろうし、こんなプレッシャー感じた状態でチームの紹介や曲をリードするポジションを任せられるのか気が気じゃなかったのではないかと思う。本番前も、仕事の後始末などをしていたらいつのまにか到着したメンバーが私に電話もせずにさっさとセットアップを完了してしまっていた。。。そろそろみんな来るかなと思って会場に行ったらもう太鼓が並んでいて、「いいのよYukaちゃん、焦らなくて」と…。ありがたいような、情けないような。。直前は緊張からすごくテンパってたし、12歳のアリーシャに励まされる始末で、ものすごく恥ずかしくなった。でもメンバーはそんな私にイライラすることなく、いつものごとくからかって笑いに変えてくれた。



そんなチームメンバーに一人一人お礼がしたくて、実はその日授業が終わった後、メンバーに手紙を書いていた。折り紙でチームメンバーの好きなものを折って、それを厚めの千代紙に貼ってカードにした。

演奏後、太鼓の片づけが終わって、みんなにお疲れ様でしたを言うときに、みんなに渡した。お疲れ様でしたを言うときも、なんか口ではうまく自分の気持ちを表現しきれず、またからかわれて笑って終わった。悔しいなぁ、本当に感謝してるのに、うまく伝えられないなんて。折り紙のカードが代弁してくれたことを願う。

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そんなわけで、色んな想いが葛藤しまくって精神的にきつかったけど、結果的にはすごくいいものを残せたような、でもやっぱり自分個人の中では課題を感じているような、そんな太鼓ステージとなりました。これを機にまた何かを乗り越えていけるといいな。


続いて、生徒たちのステージ編
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