アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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インターナショナルナイト―生徒たちのステージ編―

前回の続き
太鼓のステージが終わり、後はゆっくりと客席に座って生徒たちのステージを楽しんだ。



(生徒たちの顔が分かる写真は載せられないので、加工されたまたはぶれた写真しか使えませんがご了承ください。)
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こちらはクワイヤーの子たち。実に様々な民族衣装に身を包んだ子供たちが歌う歌は、天使そのもの。なんてかわいいんだと思いました。生徒たちが日本語の授業で教わった日本語のあいさつの歌を輪唱で歌ってるのを聞いたとき、涙が出そうになるくらい嬉しかった。


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<写真左>バグパイプの音楽に合わせて軽快にはねて踊るアイリッシュダンス
<写真右>サッカーのゴールのシーンから始まり、ノリのいいラテンのリズムでコロンビアンダンスを踊る中学生たち。元気いっぱい!


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コリアンの子たちによるテコンドー。ステージの下で太鼓を叩きながら指示を出すお父さんの姿が印象的でした。このコリアンの子たちのご両親は本当に教育熱心な方で、以前私の所にも深々と挨拶に来てくださいました。
「息子は本当に日本語の授業が大好きで、日本人の先生が来たってすごく喜んでます。今後もよろしくお願いします。」
そんな風にご両親に直接言ってもらえる学校が、ケアンズ内にどれだけあるだろうか。生徒だけでなく、保護者の方とも接点が沢山あるのがここの学校の本当に素晴らしい所。その子供たちの普段授業では見せない一面をステージで見ることができて、すごく新鮮だった。ご両親の愛情をすごく感じました。


普段おとなしいコリアンの子たちが最後はK-popの音楽に合わせてサングラスで踊る、というサプライズがあり、会場がすごく盛り上がった後、MCのジョディ―から、北朝鮮の現状の話。会場がシーンと静まり返る。
「韓国の人たちは、北朝鮮の人たちに対して、複雑な想いをいだいています。韓国の人たちが願っている北朝鮮の平和を、皆さんの祈りとともに伝えましょう。」
そういって、ジョディ―がお祈りの言葉をささげ、会場みんな黙祷。
ただのエンターテイメントで終わらせるのではなく、こういうイベントのねらいを忘れず、きちんと真面目なことも取り込んだMCができるジョディーは、本当にすごいと思った。



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続いて、アリーシャのリードするAKB48のダンス。選曲はもちろん、ヘビーローテーション!
ここでもMCのジョディ―が、アジアの若者の間ではK-pop vs J-popっていう話題が尽きないこと、アジアのティーンエージャーはみんなこういうアイドルグループのファッションをまねしたり、グッズを買ったりしている、という話をして会場を盛り上げてくれた。こういう聴いている人を飽きさせず、興味のなかったものにも興味をそそらせるような司会ってものすごく重要だと思う。私もこういうトークができるようにいつかなりたいなぁ。。
ジョディと私の授業のアシスタントであるヤスエちゃんも生徒たちと一緒に踊ってました。それまでシャイだったやすえちゃんのキラキラした笑顔を見ることができて、なんだか安心しました。


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この学校の卒業生で、ジョディの元教え子であるBenさんからのビデオレターの紹介もありました。Benさんは今日本で働いていて、家族(奥さんと二人の子供)も一緒に日本に移住してみんなで日本の生活を楽しんでいる、と話していました。日本人に英語を教えたり、子供たちも日本の色んな面白いことを楽しんでいたり、海外に住むことの楽しさややりがいなどを熱く語ってくれ、その最初のきっかけは、この学校で日本語を習ったことでした、みんなも同じように学校で教わることを将来活かしてください!というメッセージで締めてくれました。彼に日本語を教えていたジョディにとっては、相当嬉しいメッセージだったのではないでしょうか。そして、生徒たちにとっても良い刺激になったこと間違いなし。Benさん、素敵なビデオレター本当にありがとう!!


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さらにジョディは、今福島で起こっている放射能の問題についても触れてくれました。私とやすえちゃんが2月に行ってきた「いわきワールド田んぼプロジェクト」の収穫祭(詳しくはこちらの日記をどうぞ)での報告を受けて、福島からやってきた米農家さんが頑張って健康なお米をオーストラリアの大地で育てようとしていること、それをケアンズの日本人コミュニティやエアー周辺のローカルコミュニティが応援して成功させようとしていること、そしてコミュニティが国を越えて協力し合うことの重要性についても話してくれました。
太鼓の前にも私のことをすごくよく紹介してくれたジョディ。ここでも私の仕事外の活動を認めてくれて、それを国際協力に結び付けてくれて、とても嬉しかった。こんな上司に恵まれたことに感謝です。




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そして最後のステージは、パプアニューギニア人の子たち。たぶんみんな高校生。高校生なんていうと、こういう民族衣装を着て民族ダンスを踊るなんて恥ずかしがってやらなくなるような年頃。なのに、この人数で女の子全員が大きな声で民族の歌を歌いながらダンスをして、男の子たちは国家をアカペラで堂々と歌い、マイクも音源もプロジェクターの映像も使わずに全て自分たちの体で自分の国に対するプライドを見せてくれた。圧巻でした!





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実はこのインターナショナルナイトの宣伝も兼ねて、私の授業でも「世界の音楽文化」というパワーポイントを作って生徒たちに文化の多様性の素晴らしさについて話をしていました。その前ふり通り、見事に多様なパフォーマンスを見せてくれた生徒たち。そしてそれを最後まで見てくれた親御さんたち。素晴らしい司会でそれぞれのパフォーマーの文化を引き立ててくれたジョディ。会場に国旗を飾り、音響やプロジェクターを操作してくれたスタッフ。すべての人の協力があったお蔭で、こんなに素晴らしいイベントにすることができた。

この学校で日本語教師をやらせてもらっていて、本当に幸せだと思った。私がどんなに「文化の多様性の素晴らしさを伝えたい、国同士をつなげる人材を育てたい」と想っていても、私一人の力では絶対に成し得ないことを、今回みんなで成し遂げた。スタッフも、生徒も、保護者もみんな協力して。
本当の外国語教育とは、こうあるべきだと思う。学校のコミュニティとは、こうあるべきだと思う。それを強く実感できるような職場に身を置けて、誇りと感謝と達成感でいっぱいになった。来年以降もこのイベントにもっともっと貢献できるように、信頼とスキルを積み重ねていきたいと強く思った。

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ジョディ、やすえちゃん、お疲れ様!これからもいい仕事を一緒にしていきましょう。
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