アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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ケニア旅行記―出発編―

ケニアに行くと周りに言うとまず言われること、それは「気をつけてね」。いろんな人に「楽しんで来てね」の前に必ず「気をつけて」と言われた。実際数ヶ月前にナイロビのショッピングセンターで一般人70人近くが命を落としたテロ事件があったし、ガイドブックにも「ナイロビのダウンタウンや公園には決して行くな」と書いてある。私が一人旅に慣れていることを知っている友人でさえ、空港で待っているタクシーは絶対使うなだの、1人で出歩くなだの、何度もメールで忠告してくれた。準備をしながら、私はこれから大変な所に行くんだなと身構えてしまった。

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治安だけじゃなく、病気にも気をつけなければいけない。出発の前にクリニックへ行って、黄熱とA型肝炎のワクチンを受けてきて、マラリア予防薬も処方された。保険で戻ってきた分を除いても、全部で3万円近くかかってしまった。自分の健康は自分で守らなきゃいけないとは言え、痛い出費である。蚊が媒介する病気もあるし、飲み水から感染する病気もあるので、DEET80%のすごく効きそうな虫除けジェルと下痢止めを買い、飲み水にもお金を惜しまないことに決めた。



使った航空会社は、エティハド航空。経由地はアラブのアブダビという町。ケアンズからの片道チケットよりも日本からの往復チケットの方が安かったので、日本に一度帰って家族に会ってからの出発となった。真冬の日本から夜の出発だったので、めちゃくちゃ厚着をして、いざ出発!


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エティハドのサービスはなかなかのものでした。個人操作できるタッチパネルでテレビも映画も見放題、座席もガッツリ倒せるし、安眠グッズもついてきたので、割とぐっすり眠れた。一番ビックリしたサービスは、機内食で和食が選べたこと!絶対に日本人のシェフが作ったと思われるクオリティの夕食と朝食が出てきて、とても満足でした。


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11時間のフライトの後、経由地アブダビに到着。いたるところに見られるアラビア文字、ブイブイと呼ばれる黒い衣装に全身も顔も覆った女性など、アラブにいることを実感。

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乗り継ぎ便の出発までは4時間もある。こんなとき、待ち時間をいかに有効に使うかが一人旅を充実させるコツ。フードコートの静かなスポットを見つけて、そこでガイドブックを徹底的に読む。サファリで見られる動物の名前を覚えたり、滞在中に行く場所の情報を確認するほか、ケニアの歴史、文化、言葉、医療事情などなど、とにかくその国のことをこの機会に学ぶ。普段興味がないようなことでも、実際自分がその場所に行って現地の人と交流するとなると、不思議と頭に入るもの。自分の生徒達にも、いつか日本に行く機会を作ってあげたいなぁと思ったのでした。


日の出の直後の空港。朝日の前を横切る飛行機をパシャリ。
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砂塵でかすむ空気の奥に、変わった形の監視塔が立つ。
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そんなことをしていたら、乗り継ぎの時間がやってきた。窓越しにアラブを見下ろしながらケニアに向かう。

乾き切った肌色の砂地に建てられたアブダビの町を過ぎ、
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ただただ砂丘が広がるだけの広大な砂漠を過ぎ、
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赤く乾いたアフリカの大地に差し掛かり、
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森や川、様々なアフリカの地形をひたすら観察しながら揺られること5時間、
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やっとナイロビの町に着いた。降りた瞬間、むわっとした熱帯の空気に包まれ、日本から厚着をしてきた私は不快指数MAX! 荷物は重いし、トイレ に行くのも一苦労だし、こんなとき一人旅は大変である。
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着いて早々、入国審査の書類を書く場所に着いた。同じ飛行機の客の外国人全員がここで一斉に書かなければならず、大混雑!ペンなんか当然足りないので、自分のペンをカバンの奥底から引っ張り出し、膝の上で書類を書く。早く混雑から抜けたい一心で審査を通った結果、あっさり通過。お金かけて受けたワクチンの証明書など、見向きもしない。乱雑にちぎって渡された受領書の端っこが破れて読めないのを見て、ああこれがケニアかと、先行きが少々不安になった。
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国際線のゲートを出て、迫ってくるタクシーの勧誘を振り切り、猛暑の中を厚着と大荷物で歩くこと10分、やっと両替所を探し当て、ケニア通貨をゲット。国内線のゲートで荷物を再び預け、トイレに行ってやっと薄着に着替えることができた。

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空港内の木には、メタリックに輝く羽が美しいSupurb sterlingが沢山いた。



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友達の待つキスムの町まで、ナイロビからさらに乗り継ぎもう一本である。待つことさらに3時間、プラス飛行機に1時間。夕日が沈むのも空港から見ることに。長い長い一日。

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そしてキスムに着いて、やっとの思いで友人に会うことができた。ケニア時間の午後六時半。日本の玄関を出てから31時間、つまり丸一日と7時間の旅でした。今までの旅行の中でも最長の移動距離と時間でしたが、それでも慣れ親しんだ友人の顔を見た瞬間、旅の疲れは全て吹っ飛びました。


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友人の住んでいるアパートでシャワーを貸してもらい、おいしい手作りチャパティをご馳走してもらい、久しぶりの再会に話を弾ませる。持つべきは、良き友。国境を越えても状況が変わっても関係なく毎年会ってくれる友達がいることに、感謝の念が湧く。

次の日はカカメガ熱帯雨林へ行くので、旅の疲れと時差ぼけを解消するために、この日は早く寝た。


つづく
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