アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

ケニア旅行記-インパラサンクチュアリー編―

旅行記をはじめから読む
IMG_0540_crop.jpg

次の朝は、友人の任地であるキスム・インパラサンクチュアリーを案内してもらった。日本でも動物園獣医師をしていた彼が希望の任地に選んだこのサンクチュアリーは、インパラはもちろんのこと、ライオンやチーター、シマウマ、サル、ダチョウなど様々な動物を保護している保護施設で、兼、入園料を取って一般人に公開している動物公園でもある。クリスマスの今日は休日なので、おしゃれな格好をしたローカルのお客さんが沢山入園していた。
IMG_0636.jpg

友人が職員を紹介してくれたり園内を案内してくれた。

人に慣れたチーターをすぐそばまで呼んでくれた。触っても怒りません。
IMG_0523.jpg

インパラのハーレム。この動物を最初に保護し始めたからそのまま園の名前になっているそう。
IMG_0575.jpg IMG_0538.jpg

シマウマ。近い!「蹴られたら自己責任だからね」と友人。自己責任だからこそできるこの距離感、私はアリだと思う。
IMG_0569.jpg

サルも放し飼い。子ザルが遊ぶ姿は見ていて飽きません。
IMG_0608.jpg

ビクトリア湖。反対岸にはウガンダが見えます。
IMG_0557.jpg

ライオンの餌やり。そばで見るとやはり大迫力でした。
[広告] VPS



一通り園内を見て回った後、友人が買い物に出るというので、1人で園内をブラブラしました。緑豊かな園内には野鳥も沢山います。
Grey-headed kingfisher
IMG_0581.jpg

Crested eagle
IMG_0587.jpg

African Fish eagle
IMG_0588.jpg

Hammerkopの営巣
IMG_0552.jpg

ソーセージツリー。巨大なソーセージのような実がぶら下がる、不思議な木。
IMG_0598.jpg



スタッフの休憩所に戻ると、スタッフの子供達が珍しそうに私を伺っていたので、折り紙を取り出して紙飛行機を作ってあげた。女の子達もやってきたので、羽をパタパタ動かせる鶴を折ってあげた。どちらも大好評!とても嬉しそうに遊んでくれた。
IMG_0671.jpgIMG_0686.jpg

あまり型にはめて考えてはいけないとは思うが、この子達を見ていて素直に感じたことは、途上国の国の子達の方が先進国の子達よりもおもちゃを大事にするのかなと。紙飛行機も、元はただの一枚の紙。オーストラリアの子の中には、折り紙をやりたいだけやってすぐに捨ててしまう子も結構いるけど、ケニアで出会った子達を見ていると、この子たちはただの折り紙のおもちゃでも、ボロボロになるまで何日もこれで遊んでくれそうな気がした。


IMG_0651.jpg IMG_0653.jpg
友人が帰ってきて、みんなで外で料理を始めた。今日はクリスマスだからということで、皆でお金を出し合ってシェア飯をしてお祝いしよう!ということのようでした。

IMG_0652.jpg
友人は和風の味付けで鶏肉を焼いていました。その間私はジャガイモの皮むきを手伝う。むきながら他のスタッフの皆さんと簡単なランゲージ・エクスチェンジをして楽しむ。この料理中の時間に教わったスワヒリ語は数知れず。
じゃがいも=ビアジ、
トマト=ニャニャ、
鶏=クク、
おいしい=タム、
めっちゃおいしい=タムサナ、
元気か?=ハバリ?、
元気だ=ンズリ、
めっちゃ元気だ!=ンズリサナ、
ありがとう=アサンテ、
どういたしまして、どうぞ=カリブ、
OK=サワ、
OK,OK!=サワサワ
などなど。発音が日本語と似ているので、割と覚えやすい言語でした。彼らにとっても日本語の単語は発音しやすいようで、ノリノリで「Jaga imo!」とか「Tori niku!」とか発して遊んでました。あ~楽しい!


昨日食べたウガリを作るというので観察。
白いトウモロコシを挽いた粉と水を大きな鍋に入れ、火の上でひたすらかき混ぜる。
IMG_0656.jpg IMG_0658.jpg

Yukaもやってみろと言うので、挑戦。水分が飛んで生地が固くなってくると、混ぜるのにすごく力が要る。しかも鍋に取っ手がないので、紙一枚挟んで左手で鍋を押さえるのが熱くてできない!あまりに下手くそすぎて散々笑われました(笑)。

IMG_0679.jpg
そんなこんなで、1時間後やっとお昼ご飯が完成!
IMG_0680.jpg
できた瞬間鍋にたかる人たち。メリークリスマスでもカンパイでもなく、ひたすらむさぼる。うーん、野生的で素敵だ!

料理を始めてから食べ終わるまでの1時間半、スタッフ全員が集まっていたようだったけど、こんな混んでる日にお客さんの方に誰かいなくて大丈夫なの?と友人に聞くと、これがケニアンスタイルなんだと。なるほど、「ハクナマタータ(=No worries!)」の精神ですな。アリだと思う!



その午後、キスムで学校の先生をしている人を私に紹介したいと言って、友人がその先生のおうちに連れて行ってくれた。
IMG_0706.jpg

先生のおうち。アヒルやヤギが庭で自然に繁殖しており、お母さんが洗たくしている周りで1歳の息子君が遊んでいる。何とも微笑ましい光景。
IMG_0724.jpg
IMG_0730.jpg


土でできたそのお家の中に通してもらいました。先生の学校の話や、オーストラリアの学校の話をして会話を楽しみました。ケニアでは学校教育は全て英語で行われていて、教材も全て英語で書かれているそう。だからどんなに田舎の方でもだいたい英語が通じます。これは教育上とてもメリットが大きいと思う。大学に行ったりビジネスをする上で、英語はやっぱり世界を相手にするための最大のコミュニケーションツールだと思うので、この点ではケニアの教育はなかなかいい方向性にあるのではないかと思った。ただ、話を聞くと、ケニアの学歴の差はほぼ家の経済力で決まってしまうようなシステムになってしまっているそうで、その点に関しては何か改善が求められるのではないかなと感じました。お金のない家では子どもを良い学校に送れない→良い大学に入るのに不利→希望のキャリアに就くのに不利→お金に困る、という悪循環になってしまって、国の経済格差を教育が生み出してしまっているような現状のようです。こういう問題も、海外から来るボランティア教師などの活動を通じて徐々に新しいアイディアを取り入れながら改善されていったらいいなと思いました。まぁ、友人曰くケニアもかなり保守的な国のようなので、なかなかそう簡単には変わらないのかもしれませんが、少なくとも青年海外協力隊のような人材が教育の分野でもこういった発展途上国の学校に派遣されて活動しているのは、先進国のやるべきこととして重要なことなのだろうと思った。

IMG_0727.jpg IMG_0728.jpg
ところで、話をしながら先生がお出ししてくれたお肉は、なんとアヒルの肉でした。
これはもしかして、庭にいたアヒル・・・?・・・ですよね。今庭にいる動物たちも、明日いるかどうかは分からないのですね。でも、勝手に増えてる家畜を食するのは、とっても経済効率の良いこと。全然アリでしょう!



IMG_0712.jpg

インパラサンクチュアリーまでの帰り道。園から帰って来る子供達が私達をマジマジと見て、「チャイニーズ!」「チンチョン!」と言ってくる。アジア人なんてほとんど見ないから、珍しいのでしょう。友人はこれが侮辱的に感じて好きじゃないみたいですが、まぁこうやって子どものうちから違う人種を観察することは彼らにとって良い経験だと思うので、彼らの素直な反応を受け入れて、むしろその機会を交流のきっかけに変えて色々私達アジア人のことを教えてあげたら一番いいのかなと。そういうところから、子どももその親も何かを学んでいくだろうから。嫌な思いもするだろうけど、毎日がこういう(=世界を変えていく)機会に恵まれている青年海外協力隊員の活動は、本当にすごいなと思いました。尊敬です。


IMG_0735.jpg

さて、サンクチュアリーに戻ると、入り口に長蛇の列ができていました。クリスマス休暇の大混雑だというのに、いつもと同じスタッフの人数でいつもと同じように入園管理をしている結果だという。あの~、あと1時間で閉園時間なんですけど。。ハクナ・マタータの精神、ある意味すごい・・。



次の日はいよいよ、マサイマラ国立公園に行く日♪

つづく

スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://yuka2005diary.blog6.fc2.com/tb.php/320-6c0594bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)