アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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センテナリーレイク ~オウム・猛禽編~

はじめから読む

野鳥カメラマンのY君がケアンズに来てから毎朝のように通いつめていたセンテナリーレイク。それには理由がありました。
それはこれ;
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キバタン(コカトゥー)の親子です!


初めY君が観察を始めた時は、まだヒナは卵から孵っておらず、夫婦のキバタンが交代で巣に入ったりエサを探しに行ったりを繰り返しているのを見ていました。

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こちらがよく巣に入り浸って卵/ヒナの面倒を見ているお父さんで、

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こちらがエサを探しにしょっちゅう出かけていたお母さん。見た感じ、お父さんより大分のん気そうでした。

ちなみにキバタンのオスメスは、目の色で分かります。大人のメスは目の色が赤いのですが、遠くから観察する時は、かなりいいカメラか双眼鏡がないと分かりません。幸い、Y君が観察を重ねる中でお父さんとお母さんを見分けてくれました。



ちなみに、このキバタン夫婦が卵を抱いている間、実はすぐ近くの木でももう一組の鳥のカップルが卵を抱いていました。
その鳥は、なんと、
sIMG_2661_edit.jpgGrey goshawkという、オオタカの一種でした!!

これは、ケアンズでずっと鳥を見続けてきた人も珍しがるほどのレアな鳥。なかなかお目にかかれるものではありません。それが、目の前で巣を作って子育てをしているなんて! 感動。。
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<巣でじっとしながら鋭い目でキバタンも私たちも全て見ているグレイゴスホーク>

オオタカは猛禽の仲間ですので、小さな哺乳類や他の鳥などを捕まえて食べます。そんな鳥が自分たちの巣のすぐそばで子育てを始めたものだから、キバタン夫婦も気が気じゃありません。

さらには、彼らの巣の近くの池で魚を捕まえるミサゴという、これまた大きな猛禽類も現れました。
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<警戒して冠羽を逆立てるコカトゥー>



ちなみにこのミサゴは、センテナリーレイクから数百メートル離れた鉄塔の上に巣を構えていましたが、後日いなくなっていました。
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オオタカ夫婦も、交代でエサを運ぶor卵を温める、ということをくりかえしていたようですが、後日Y君から、このオオタカの子育てはうまく行かなかったみたいだと聞きました。その後見に行った時は、巣は空になっていました。子育てを諦めてどこかへ行ってしまったようです。
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<ずっと見ていると、たまにはリラックスした表情も。この鋭い爪で獲物を捕らえてエサにする。一見強そうな鳥ですが・・・>


世間一般的に「強い鳥」だと思われている猛禽類。でもその実態は、とても繊細なハートで、他の鳥とのいざこざがあるとすぐにストレスになってしまうのだそうです。自然界での生存競争に勝つのは、物理的に強いものよりも、どんな環境下でもタフに構えて繁殖し続けられるような気の強い動物の方が有利なのではないかと思った。


のん気な性格のキバタン夫婦は、オオタカやミサゴの存在にも、巣に嫉妬してちょっかいを出してくる小鳥たちにもめげずに、今も子育てを続けています。
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<くちばしでスキンシップを取る父子。何とも愛らしい姿だ。>


途中でケアンズを出なければならなくなってしまったY君に代わって、今は同じく野生動物カメラマンのT君がこのキバタンの子育ての様子を観察・撮影し続けてくれています。私も来週から日本に行くので、おそらく巣立ちまでは見届けられないだろうなぁ。なので、T君に期待!二人のお陰で私もすっかり学生時代に育んだ野鳥熱がよみがえりました。感謝です。



つづいて、ケアンズ墓地の鳥編
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