私の学校でも、ここ一週間は授業で3.11の意味することを生徒たちに話すようにしている。生徒たちは興味津々。だけど、ヒロシマ・ナガサキを世界に伝え続けてきた日本が原発をやめない現状が頭によぎると、なんだか歴史と現状が矛盾しているようで、恥ずかしい気分になり、うまく話ができない。 ありがたいことに、今月末、Smile With Kidsを通じて私の学校に福島の中学生4人を招待して、彼らの口から福島の現状を伝えてもらうことになった。せめて私の周りの人たちにだけでも、現状と向き合い頑張っている人たちがいること、そして、国境を越えての意識(awareness)とサポートが、日本を精神的に住みやすい国に少しずつ変えていくパワーになることを伝えたいと思っている。