アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

福島リフレッシュキャンプ 準備編

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3月26日から4月1日まで、ケアンズのNPO法人Smile With Kidsと日本のNPO法人アースウォーカーとの共催で、福島県の中学生のためのリフレッシュキャンプが行われていました。放射能を浴び続けている体をケアンズの大自然の中でリフレッシュさせる目的のほか、国外に出て英語で伝えたいことを伝えるという経験も兼ねていたようです。

去年マキさんがSmile With Kidsを立ち上げて以来私もおりがみケアンズの活動を通じて関わってきたこともあって、いよいよこの時が来るのか、というワクワクした気持ちと、「福島を伝える」ということが自分にどのくらいできるのかという不安が混ざった気持ちで準備を進めてきました。



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<二日目の小玉さんの講演会>

5泊6日のこのプログラムで私が関わらせてもらうことになったのは、2日目のお話会での通訳と、5日目の学校での一日体験。特に学校での一日体験では、この機会に全校生徒に福島のことを知ってもらい、国を超えた地域どうしでの協力、つまり国際協力について考えてもらう機会を作りたいなと思ったので、前々から準備を進めてきました。

「国際協力」なんてスケールの大きなことのようですが、ある地域の課題に対して子供達ひとりひとりにもできることがあるし、そもそも現状を学ぶこと自体がその始まり。放射能とか、考え方の違いによる生きにくさとか、そんな細かいことは子供たちにわからなくてもいい。生徒たちに伝えたかったのは、震災からもう4年経ったけど、まだまだ困っている人がいるということ。特に「フクシマ」という場所は、原発事故が起きた場所から近いせいで、復興がすごく遅れていて、子供達が自由に外で遊んだり食べ物を食べたりできずにいる。そして一番よくないのは、そのことをだんだん忘れられてきていること。福島の子達が学校に来てくれるこの機会に、みんなにはちゃんと日本のフクシマで何があったか覚えていて欲しい。そんな内容の話を3月11日の週の授業でして、みんなで心を込めて折り鶴を作りました。

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<放課後に開いた折り鶴セッション。折り鶴を折りながら、震災後の福島のことに興味津々の子供達。>


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そして後日、生徒たちと一緒に折った折り鶴、ジャパン・デイ・オブ・ホープで集められたものも含めて、ボランティアの手で紐を通しました。この時10人もの人が手を貸してくれて、あっという間に210羽の折り鶴に紐が付けられました。この時集まってくださった皆様、ありがとうございました!

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また、ジャパン・デイ・オブ・ホープで寄付された、コピー用紙で作られた千羽鶴。これもせっかくだからファンドレイズに使おうと、パステルでキレイに色付けしてもらって学校でオークションにかけました。結果、$200を越える値段で保護者さんが買ってくれました!しかも、学校の図書館に飾っていてくれるとのこと!本当に、うちの学校のコミュニティは素晴らしい人が沢山いるものです。

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<ジャパン・デイ・オブ・ホープでドネーションとして受け取った千羽鶴。のちにマキさんたちの手によってパステルで色付けされ、校内で$200を越える値で買ってもらえました!>

こうして日が近づくにつれて、生徒やその家族にも、学校のアドミンや他の先生たちにも、そして日本人コミュニティの人たちにも、沢山の協力を求めながら準備を進めてきました。そのプロセスには沢山のコミュニケーションが必要でしたが、全てがスムーズだったわけではありません。気づいたら学校でのファンレイズ計画が思っていたのと違う方向に話が進んでいたりとかもして、何度も不安になりました。でもそんな不安を安心に変えてくれたのも、私の想いに耳を傾けてくれる沢山の生徒・先生・日本人コミュニティの皆さんでした。仕事やコミュニティ活動を通じて人と関わりながら、苦労もし、パワーももらいながら、やりたいことを実現する。それが私の生きがいなんだなぁと、改めて感じました。


長くなってきたので、当日のことはまた次回。

つづく
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