アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

福島リフレッシュキャンプ 学校訪問当日編

前回のつづき。
そして迎えた、当日。
自分では写真が撮れなかったので、写真はマキさんと小玉さんからシェアしていただいたものを使わせていただきます。
Smile With Kids(マキさん)のブログ:http://smilewithkids.go-jin.com/
アースウォーカー(小玉さん)のブログ:http://ew311.blogspot.com.au/2015/04/blog-post_2.html


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この日は、みんなで作った折り鶴を売るだけでなく、「日本」というテーマで自由な服装をOKにすることでもファンドレイズをしようということになり、多くの生徒が日本の国旗の色の服や、日本っぽいコスチューム(はっぴとか)で学校に来てくれました。中学生達も浴衣や甚平を来てプレゼンです。

せっかく学校を挙げてファンドレイズをするのだから、何のためにファンドレイズをするのかをわかって欲しくて、この日の朝特別にアセンブリーを開いてもらいました。自分から開いてくれとお願いしたアセンブリーなので、慣れない苦手な仕事ではありますが、自分で会を切り出し進めます。。(もう、やるしかない!)

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アースウォーカー代表の小玉さんに映像を見せながら福島の現状について話してもらい、それをその場で英訳しました。台本などないのでアドリブ通訳でしたが・・・。自分が数日前に聴いて非常に考えさせられた講演内容を、今度は自分の口から英語に直して生徒・先生たちに伝えるという経験は、とても良い経験となりました。

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そして今度は中学生達がそれぞれ用意したスピーチを発表する番。まだ中学生なのに頑張って英語でスピーチをしてくれて、感心しました。

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その後、ジョディー先生によるお祈り。先生は泣いていました。生徒たちの中にも泣いている子がいました。そして、アセンブリーが終わった後、係の生徒がドネーションを集めてくれました。この日集まったドネーションの合計は、折り鶴、千羽鶴オークション、フリードレスを全部合わせて$1,232.25も集まりました!!これでまた来年につなげられるかな・・?

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今日聴いた話が、彼らの中でどう残るのだろう?それは私にはわかりませんが、せめて今日この気持ちを持ってドネーションしてくれたお金をまた来年活かすことができたら、「私たち一人ひとりにも福島の子供達のためにできることがある」と生徒たちにも思ってもらえるだろう。自分の学校のコミュニティが、自分の母国のコミュニティを助ける。教師としてそれがすごくやりたかったことなので、実現できて嬉しかった。




そして更に嬉しかったのは、授業で私の生徒たちがいつにも増して日本語を使おうと頑張ってくれたこと。
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この日一日福島の中学生4人には日本語の授業に参加してもらったのですが、10年生の授業内では、折り紙や甚平など、それぞれ用意してきた日本文化に関する発表を英語でしてくれました。彼らの英語に刺激を受けたのか、私の生徒たちも積極的に日本語で質問をします。良い練習なので、福島の子達にも簡単な日本語で10年生たちに質問してもらって、それに彼らが日本語で答えるということもしてみました。

「日本が好きですか?」
「ハイ、ワタシハ・・・ニホン・・・ガ スキデス!」
「日本の何が好きですか?」
「フジサン・・・ト・・・サクラ・・・ガ スキデス。」
「日本に行ったことがありますか?」
「ニホンニ・・・What・・・?」
「日本に行きましたか?」
「Oh!ワタシハ・・・シガツニ・・・ニホンニ・・・イキ・・・タイデス!」


それまで見てきた中で生徒たちが必死で日本語の文章を作ろうとする時といったら、スピーチ大会やアセスメントでいい評価を得るためというのがほとんどでした。私が日本語で質問をしても、英語で返ってきます。でも今日は相手が「本物」!やっぱり実際にこうして日本人を相手に習った言葉でコミュニケーションを取っている姿を見たら、教師としては嬉しいものでした。
なぜ日本語を勉強しているのか。頭では理由を知っていても、なかなか実感として外国語を学ぶ事の重要性は子供にはわかりにくいものだと思う。こうして日本の生徒と交流を持つことで、学んだことを活かし、言語を越えて人と会話をすることの楽しみを体感してくれたらいいなと思いました。


そして書道と折り紙も一緒にやりました。生徒たちも福島の子達も両方楽しそうで、何よりでした。
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プレップのクラスでは、日本とオーストラリアの動物を比べて、それぞれ一番好きな日本とオーストラリアの動物を描いてもらいました。
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この日一日、福島の子達はどんなふうに感じたのでしょう?それはアースウォーカーのブログに彼らの日記が載せられているので、そちらを見てください。
http://ew311.blogspot.com.au/2015/04/blog-post_2.html
(英語でスピーチをしている姿は立派でしたが、やっぱり授業中考えていることは中学生らしくて、可愛いなと思いました(笑)。)


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そしてその日の夜、関係者みんなが招待されたバーベキューディナーに私も行ってきました。今日中学生たちのバディを務めてくれた生徒たちも招待していたのですが、そのうちの一人が来てくれました。バディの子と連絡先を交換し、さっそく家に帰った後今日一緒に撮った写真を送ってくれたとのこと。次の日福島に着いたその子から早速返事が来たみたいで、その生徒の保護者さんから後日とても丁寧なお礼のメールをいただきました。

仕事とコミュニティ活動とが結びつきあって結果を出すことができた今回の経験は、私自身にとっても大きなステップアップとなりました。今まで折り紙を通じてケアンズのコミュニティと関わってきましたが、それが転じて自分の生徒たちも福島の子供達にも何か大きなものを残せたのであれば、今後もまた続けていこうという大きなモチベーションとなります。やっている時は大変でも、終わって振り返ってみると、こうしたやりがいのある仕事や活動を続けていけることがとても幸せだなと、思うのであります。

今回キャンプを実現させてくださったSmile With Kidsのマキさんとアースウォーカーの小玉さん・美咲さん、その関係者の皆さん、折り鶴作りを手伝ってくださった皆さん、そして私の学校のスタッフと生徒のご家族の皆さんに、改めて感謝をお伝えしなければと思いました。本当にありがとうございます。
そしてはるばる来てくれた4人の中学生たちも、福島の現状を伝えるためにすごく頑張ったと思いました。日本に帰った後も、福島を風化させないために頑張っていって欲しいと思います。
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