アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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カンガルー島写真日記 ~ドライフォレスト~

まだまだつづきます、カンガルー島写真日記。今日はドライフォレストの写真をまとめてみます。

写真日記をはじめから読む

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私たちが泊まっていたキャラバンパークはカンガルー島の南西部。フリンダーチェイスという、島内でかなりの面積を占める国立公園のすぐ近くでした。国立公園内は、上の写真のようにただただドライな背の低い森が広がっています。

ドライとはいえ、ドライな環境に適当した様々な生きものがそこには住んでいて、私たちの泊まっているキャンプサイトにも、カンガルーやワラビー、コアラ、ポッサムなどが当たり前のようにテントの横を通って行くような場所でした。

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s-IMG_1471_edit.jpg キャンプサイトに跳び回っているカンガルー


キャンプサイトから少し車を走らせると、こんな看板が!水鳥大好きな私にはたまりません! さっそく車を止めて、鳥を探します。
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看板のモチーフになっているのは、この鳥:ロウバシガン(Cape Barren Goose)でした。ピンクの長くつしたをはいたような脚と、ペンキを塗ったような嘴がキュート。
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私の好きな鳥がもう一種類いました!ピンクがきれいなモモイロインコです。
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出だしからこんな子達に出会ってしまったせいで若干遅くなりながらも、国立公園のビジターセンターに来ました。
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中にはお土産屋さんとエデュケーションセンターがありました。なかなかよさそうなエデュケーションセンターでしたが、あまりじっくり見ずに、さっそく生きもの探しへ!


・・・と思ったら、ビジターセンターの外に、Fairy Wrenのつがいが!かれらはオーストラリア人にも人気の小鳥で、よくお土産屋さんで色んな商品の絵柄になって売られています。手前の子がオスで、右奥がメス。きれいな青と黒の模様、まっすぐに立ったしっぽ、小鳥らしい脚とサイズ・・・。うーん、かわいい!
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また道草を食ってしまった・・。気を取り直して、いざ車へ!

・・・と思ったら、またまた足が止まる。今度はコアラの親子が駐車場の木の上に!
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そんなこんなで、実際国立公園の中を走り始めたのは、かなり日が昇ってからになってしまいました。生きもの探しドライブは、いつもこんなもんです。撮りたいものが現れたら、自由に止まって撮る。観察する。予定なんか特に立てずに、その時の天気や出会える生きもの、風景、そして自分自身のインスピで行動を決める。それが一緒にできる仲間がいるって、最高に楽しい。



今度こそ気を取り直して、出発~!

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元気よく出発したはいいものの、未舗装のこの道、とにかく運転しづらい。ガタガタゆれるし土煙で窓は開けられないし。こんな道をゆっくりと走らせながら、途中で出会える「何か」に期待する。

一見「何もない」道に思えるかもしれませんが、よく見ていると、こういう乾燥地に適応した面白い植物にも出会えるんです。

たとえばこの植物。
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まっくろな短い一本の幹に、ボンボンのような草みたいな葉。草なのか木なのか良くわからない、その名もグラスツリー(grass tree)。
背丈はたったの2m程度ですが、実はこの木、おそらく100年近く、(もしかしたらそれ以上?)生きていると思われます。この木は一年に2センチほどしか延びないらしく、その伸び具合が幹の層を見れば分かるので、だいたいの樹齢を推測できるのです。まぁその伸び具合も地域差があるだろうから一概に言えないだろうけど、とにかく成長の遅い木。

面白いのは、葉っぱの上にヒュ~ンと伸びた、手持ち花火のような物体。実はこれ、花なんです。この木のサバイバル術は、山火事をトリガーに花を咲かせること。山火事の後、そこらじゅうの植物は焼け死んで、そこに住んでいた虫や鳥たちが食べ物を探すのに困っているころ、グラスツリーはしっかりとした幹で自身を守り、長く伸ばした茎の先に強い香りのするクリーム色の花を咲かせ、虫や鳥たちを寄せ集めて受粉を手伝ってもらいます。

植物も生態を知ると、「過酷な環境で一生懸命生きているんだなぁ」と愛着が沸いて来ます。




火事に適応した植物のもう一例はこちら。
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黄色い線状の花が何百も連なり、ブラシのような大きな花を咲かせるバンクシア。ケアンズではあまり咲きませんが、オーストラリアの東海岸沿いの乾燥した森によく生えていて、種類も沢山あります。

面白いのは、この美しい花が終わった後。
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このヘンテコリンな松ぼっくりのような物体は、このバンクシアの花が終わった後の姿です。(上の花の写真とは別種ですが。)
バンクシアも山火事によく適応した植物の代表例。彼らは、花が終わった後中心の芯の部分に種を作り、そこがマーブルチョコのような形に膨らんできます。火事がなければそのマーブルチョコが時間とともに熟して割れて種が落ちるのですが、山火事があると、マーブルチョコが急激に膨らんで「パーーーン!」と弾けるのです。その弾けた拍子に種が遠くへ飛び、親の木は焼け死んでも種は地中に落ちるので、焼け終わった後の灰を栄養に、次世代がそこから育つのです。
上の写真の唇のような開いた構造は、その種が飛んだ後の状態。オーストラリアの伝統的な絵本の中で、「バンクシアマン」という唇の気持ち悪い変なキャラクターが登場するので、私は個人的にこのバンクシアコーンを見るとテンションが上がってしまいます。

その他にも、オーストラリアの国の花であるアカシアの花もきれいに咲いていました。
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まだまだ続く、長い道。
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オナガイヌワシを発見!遠くて分かりませんが、翼開長2mもある、オーストラリア最大のワシです。
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そして出発から約2時間後。

待っていた光景は、この海!透き通る青色、まぶしく光る白い砂、さわかな海風。最高の瞬間です!
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何か生きものが居ないか、双眼鏡で探しています。

海へ降りてみました。
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人っ子ひとりいないこのビーチで、お互いの盗撮大会!
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たまには、生きものを撮るばかりじゃなくて、楽しい時間の記録もちゃんと残さなきゃね。



つづく
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