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アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

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音の和 後編

前編のつづき。
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そして迎えたジャパンデイオブホープ当日。
地元の小学校のパフォーミングアートホールで行われるこの震災メモリアルチャリティイベントでは、毎年沢山の日本人が集まってパフォーマンスをしたり物を売ったり教えたりして、福島の原発事故の被害者の子供たちを支援する寄付金を募ります。私も例年通り折り紙ストールを出していました。

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会場の中には立派なステージがあって、ほとんどのパフォーマンスはそこで行われるのですが、私たちのバンドはあえて外のスペースで演奏させてもらうことをリクエストしました。大勢の人が聴いている大きなステージでやらなかった理由は、音響上の理由だけでなく、バスキングによって寄付金を集めたかったのと、お客さんとの距離を大事にしたかったからというのが大きい。1mもせり上がったステージから暗い観客席にいるお客さんを見下ろして演奏するのは、なんだか気持ちが一方通行というか、、やっぱりステージと客席との境目がないようなオープンなスペースで、お客さんの顔を見ながら演奏したい。少なくてもいいから、わざわざ外に出て聴きに来てくれる人たち一人ひとりにいい音楽を届けるような気持ちで演奏したい。そういう気持ちもあって、外のスペースで演奏することにしました。

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 1曲目「島唄」。リョウ君の三線と晋太さんのこぶしの効いた低い声で沖縄っぽい雰囲気が作られます。お客さんの中には両手を上で揺らしながら踊り出す人や、「イヤササ~」の合いの手を入れてくださる方もいて、私たちのテンションも一気に上がります。

2曲目「スパークル」。これはアニメ映画「君の名は」の挿入歌なのですが、実は新海監督が東北の被災地を見てこの映画のイメージとコンセプトが浮かんできたそうなんです。ケアンズでも上映されたこの映画、被災地を思わせるような残酷なシーンも出てくるので、映画を見た人がこの曲を聴いてこのイベントの目的を思い出してもらえたらと思いながら演奏していました。

3曲目「RAIN」。これは私が最近大好きなバンドSEKAI NO OWARIの曲で、こちらも最近ケアンズで上映された映画「メアリと魔女の花」の主題歌。この曲をやっている時ちょうど外で雨が降り始め、雨の音をBGMに聴きながらRAINの歌詞をハモるっていう、最高に気持ちのいいシチューションに!幸せな瞬間でした。

4曲目、5曲目はバンドのオリジナルソング「空」と「祭」。どちらもリョウ君が作詞・作曲した歌なのですが、曲に合わせてメンバーそれぞれが自分の楽器のパートを考えてアレンジした曲。「祭」の歌詞は、♪楽しい仲間たちと集まって歌っていたら音が重なり合って楽しい気持ちになり、心は一つに♪みたいな歌詞。まさに私たちの演奏中の楽しい気持ちをそのまま歌にしたような歌で、みんなニヤニヤ笑顔がこぼれながら演奏していました。

そしてアンコールに「福笑い」という曲もやらせていただくことになり、歌を通じて「笑顔が世界をハッピーにする」というメッセージを残してバスキングステージを終えました。

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気が付けば沢山の方が聴きに来てくださっていました。

曲に合わせて手拍子を打ってくれた人
体を揺らしながら聴いてくれた人
歌に合いの手を入れてくれた人
踊り出す人
曲の終わりに歓声をあげたり指笛を鳴らしてくれた人
アンコールしてくれた人
募金箱にお金を入れてくれた人

みんな近くで見えていた。聴いてくれた人一人一人のそういう姿が見える度に私も笑顔になったし、エネルギーをもらった。私たち4人だけじゃなく、その場で演奏を聴いていた人みんなで一つの和をなしていると感じた。達成感と感謝の気持ちでいっぱいになった。


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「和」バンド。最初ただ遊びで楽器合わせてた時に何となく浮かんできた「和」という言葉が、一緒に音楽をやればやるほど意味が分かって来た気がする。

 メンバー4人に限らず、色んな人と色んな音を足して行って新しい音の和を作ること
 心地よい音の和で雰囲気を和ませること
 歌で和風な雰囲気を作り、聴いている人の心に日本を思い浮かべてもらったり、“懐かしい”という共通の気持ちを抱いてもらうこと
そして、
 演奏側も聴いている側も同じ気持ちになってそこに全体のハーモニー(調和)が生まれること




音楽を楽しむのに、他と張り合ったり人との間に線を引く必要などない。現に、他のバンドとの間でメンバーや機材の貸し借りがあったり、友人にゲストで演奏に参加してもらったり、私も他の音楽グループと合奏したり、自由に色んな所と合わせて新しい「和」を作るのがただ単純に楽しい。音の和も、人の和も、自由から生まれるのが自然なはずだ。


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<去年は友人二人にダンスとベースギターで加わってもらってました。楽しかった~♪>
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<メインステージではウクレレ部の演奏にピアニカで混ぜてもらいました。ありがとうございました!>


音楽は人の間から隔たりをなくし、「和」を生み出す。その信念を大切にしながらこれからも色んな人と一緒に音楽を楽しんでいきたいと強く思った。

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そして最後に、このイベントをオーガナイズしてくれたSmile With Kidsのチーム、私たちの演奏を聴きに来てくれたり応援してくれた多くの人、機材を貸してくれた人、私の演奏中折り紙ストールの店番してくれたボランティアヘルパー君、そして一緒に練習を重ねたバンドメンバーみんなに心から「ありがとう」と伝えたい。

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