アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

日本を出よう!

アメリカの旅から無事帰ってきました。帰国したのは1週間前ですが。
いやぁ。アメリカって国は、とにかく‘デカイ'の一言に尽きる。国の広さはもちろん、食べ物のサイズ、人間のサイズ、そして態度まで、とにかくデカイ。
そして、今回の旅のお目当てである‘アメリカの動物園’も、とにかくスケールの大きなものでした。何というか・・・、圧倒されました。
動物園のことは、この先連載しようと思っている動物園シリーズの中でじっくり書こうと思います。沢山のことを吸収したので、すぐにはまとまりません。

 さて。今回の旅がきっかけとなって、考えついたことがあります。それは
 「日本を出よう!」ということ。
 先に言っておくけど、たった1週間アメリカを見て、あまりに感動して衝動的にそう思いついたわけじゃぁない。今年度いっぱい自分がどうしたいのか考えたくて休学までして色々やってみた、その間も考えていたことではあったけど、その最終的なきっかけになったのが今回の旅だったのです。もっと言えば、獣医学科に入って以来ずっと悩みながら自分がどうしたいのか考えてきたから、その中で自分の本当にやりたいことや、自分の抱える問題の対処法、自分がどんな時輝いているかをしっかり知れた上で出て来た結論だ。時間はかかったけど、やっと出せた良い答えなのだと確信しています。
 考えて決めたこと、一生忘れないように、言葉にして残しておこうと思う。


 そもそも私が獣医学科に進んでしまった時点から、私の悩みはスタートしてた。
 私が獣医学科に進学することになったのは、実は私自身の意志というよりも、親や高校の先生などに口を揃えて獣医を薦められたからというのが本当のところなんです。もともとは生物の先生になりたかったのですが、大学で勉強したいことは動物のことでした。と言っても、犬猫の医学ではなく、野生動物や動物園動物を含めた広い意味での動物の勉強(動物の生態や行動や生物学など)がやりたかったのです。だからその時から自分は「動物のお医者さんになるための勉強がしたいわけではない」と親に言っていたのですが、「就職する時に物を言うのは資格なんだから」と考えを変えてくれず、結局言われたことを素直に受けてしまい、自分の意志を通せませんでした。
 入学後も、「やっぱり自分のやりたい勉強と違う」と思うことがしばしばだったし、真剣に相談できる友達も先生にもしばらく出会えず、親とも離れて暮らしていたのでそのまま時間が経ってしまいました。あることがきっかけで、大学2年の4月に親に改めて「辞めさせてください」と言ったのですが、辞めた後どうするかもすぐに具体的に決められなかったし、また受験時と同じように言いくるめられ、またもや素直に受け止めてしまいました。色んな人に相談しましたが、皆「獣医大に入ることなんてすごいことなんだから、辞めたらもったいない」「就職を考える時になったら、絶対資格があってよかったと思えるはずだから、今は嫌でも後で後悔しないために頑張りな」そういう答えを返してくれるので、それを信じて頑張ろうとしてきました。
 
要は、“親に逆らえないイイコちゃん”だったんですね・・・。後悔しても仕方がないけれど、この段階できちんと自分の意志を貫いていれば、後々この時のことを親に後悔させずに済んだのだろうなと思う。あんなに辛かったのに、それでも頑張らなくちゃと無理をした自分は、今思えばおバカだった・・・。


 だけど、この時踏みとどまったおかげで、そのすぐ後にクルッと転機が訪れたんです。それが、野生動物医学会 学生部会との出会いだったわけです。
 学生部会のネットワークを通じて沢山の仲間と知り合えて、「私と同じような考えを持った獣医学生が他にも沢山いるんだ」「やりたいことは、自分からやろうと思えばいくらでもできるんだ」そう気づくことができたので、それを機にやりたいことをどんどんやったし、人脈もどんどん広がっていきました。大学2年の夏から3年にかけて、本当に充実した大学生活を送れて、前向きに獣医を目指すことができたことに感謝しています。だから今はあの時踏みとどまったことを今は全然後悔してません。

 そんな充実した時の中で、自分がやりたいことは「動物を通じた教育」だということもはっきりしてきました。学生部会の支部代表という肩書きのもとで、色んな事を後輩に伝えられたと思うし、大きなことをやってこれたことが自信にもなった。やりがいを感じていました。
でもその反面、獣医学というものから意識が離れつつもあったし、仕事のプレッシャーやら名前が知られすぎてしまったことやらで、結構苦労だらけでもありました。精神科を受診するようになったのも、この頃からだったなぁ・・・。(暗!スイマセン;)
 自分を押し出し過ぎると周りとうまくいかなくなって鬱になるし、自分を抑えすぎると鬱になるし。精神的にストレス抱えると、持病やら何やらすぐ体に影響して、そんな弱い自分が嫌で仕方なくて何とかしたかった。だから、周りとも自分ともうまく付き合える真ん中の線を探しながら、成長したり挫けたりを繰り返してました。

 そんな延長で4年になった。4年になったら研究室に入らなければいけません。だけど、「自分のやりたいこと≠動物のお医者さんの勉強」というのがこれだけ自分の中ではっきりしてしまった以上、獣医としての卒業論文のテーマを決めろだなんて、まだ無理な話でした。
 確かに周りの言うように、獣医の資格を目指すことはプラスになることが大きいと頭では納得していたから、本来なら無理してでも決めて前に進まないといけないところなんですよね。それは分かっていた。だけど私の場合、興味の無いものを無理にやろうとしても気持ちがすぐに外に現れてしまうから、そんなことで人に迷惑かけてまたストレス抱えて体を壊すのは何か間違ってると思ったし、それにこの先本当に獣医師を目指すならば「獣医として」何がしたいのかを、きちんと探したかった。卒論という大事なテーマを、「とりあえず」というテキトーな決め方はしたくなかった

前に進むよりも、今は立ち止まって自分のことを考えたい。健康も取り戻したい。
 そう考えて選んだ手段が‘休学’だった。
 休学の目的は、絶対に忘れちゃいけない、いつ振り返っても堂々と言えるように、胸に刻んでおかなくちゃ。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://yuka2005diary.blog6.fc2.com/tb.php/53-ed47f22e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)