アニマル×エデュケーション
Animal と Education がテーマのオージー娘が綴るつれづれ日記。

アヤリちゃんとクス玉 ~後編~

前回のつづき。12個のユニットを組んで作るクス球に何度も挑む7歳の女の子、アヤリちゃんの話。(本人とお母さんの了承を得て書いています。)

7回目、8回目に作るころには、もう最初から私が何も言わなくても、3色の折り紙を切り、12個のユニットを作り、ユニットの組み始めくらいまでは放っておいてもやるようになっていた。ユニットを組むときだけ、「ゆかさん、見てて。」と言って、
「えっとー、緑と青やったから次は~・・・」
と声に出して考えながら自分で組み立てていた。ここまで来ると、私は口出しせずに見ていて、たまに
「そうそう、それで合ってるよ。」「ほら、あと半分、がんばって!」
と声をかけるくらい。でもそのちょっとした励ましが、子どもがあとちょっと粘るためには重要な支えなのだろうと思う。最後の方に、大きくなって片手で支えきれなくなったクス玉を支えていてあげると、そこに順番にユニットを足していってアヤリちゃんが自分で考えてクス球を完成させることができるようになっていった。ここまで来たら、あとは本人の自信の問題。私から見たらもうアヤリちゃんは一人でクス玉が作れるようになっていると思ったけど、本人がまだまだ!と思っているうちは、完全に自信がつくまでまだまだ練習が続くのだ。

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アヤリちゃんとクス玉 ~前編~

去年の半ばごろから子持ちの日本人の家族とのお付き合いが増え、子どもと接する機会がものすごく多くなったのですが、中でもこの時に偶然出会ったトモエさんのファミリーとは、毎週かなりの頻度で遊びに行かせてもらったりご飯をご馳走になったりしていて、今では子どもたちのAuntie Yuka的な存在になりつつある。
子どもたちは上から順に7歳、6歳、2歳、女・女・男の3人兄弟で、その他シェアメイトの子達やら近所の子達やらがいつも周りにいるので、遊びに行くたびに色んな歳の子どもたちと遊んでいる。私のカバンの中にはいつも大抵おりがみが入っているので、よく折り紙をして遊ぶのだけど、中でも一番上のアヤリちゃんはとても熱心に折り紙をする子なので、教えているこちらもとても嬉しくなる。以前、大小の折り紙を三つ組み合わせて作るコマの作り方を教えたときも、自分ひとりで作れるようになるまで「もう一回折る!」と何度も同じものを作って折り方を覚えようとしていたし、他のことに関しても、「これができるようになりたい」と思ったらできるようになるまでトコトン努力をするタイプの子。

こないだそのアヤリちゃんが、私が到着するなり走ってきてこう言った。
「ねぇゆかさん、今日ね、アヤリね、ボール一人で作れたよ!!」
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それを聞いて、私は思わずアヤリちゃんをハグしたくなるくらい嬉しかった。


この「ボール」というのは、ユニット折り紙のクス球のことで、ユニットを12枚組み合わせて作る、結構レベルの高い作品。私も始めて折ったのは9歳のときで、一人で何個も作っていたのは11歳のとき。だから7歳の子が一人で作れるようになるものだとは思っていなかったし、最初は特にこのクス球の作り方を教えてあげようと思っていたわけでもなかった。アヤリちゃんが一人でクス球を作れるようになったのは、紛れもない彼女の好奇心と努力のおかげ。それまでアヤリちゃんが何度もクス球を自分で作ろうとしていたのを見てきたので、「ついにできるようになったんだ!」という感動が、自分のことのように伝わってきたので、とても嬉しかった。なので、今日は本人とお母さんの了承のもと、彼女のことを書くことにしました。

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新作折り紙作品アップ

長い夏休みも今週いっぱいで終わり、来週からはまた学校の新学期が始まります。この長い休み、暇になるだろうと思ってアルバイトなど始めてみたのだけど、予想外に忙しく、活動がどんどん増える一方でブログの更新スピードがなかなか追いつきません。

とりあえず、どんどん増えていく折り紙の新作品を一気にまとめてAnimal x Educationに載せました。最近また新しい折り紙の本を手に入れてしまったものだから、調子に乗って色んなものを作ってます。特に、昆虫と花シリーズは最近のマイブーム。よかったら、見てやってください。

http://animal-education.jimdo.com/origami/2012/
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1.15 AnixEdu up
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おりがみのバラ

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母子疎開で3ヶ月いっしょに住んだショウ君とリン君たちは日本へと帰っていき、その空いた部屋を埋めるべく、また新しい母子疎開の親子が先週からうちに住み始めました。今度は女の子二人です。
人の縁とは不思議なもので、今回子どもたちを連れてきたお母さんが、なんと折り紙をする方でした!それも、バラとか多面体とか作っちゃう感じの。

で、さっそくバラの折り方を教えてもらった。
教えてもらったバラは、「川崎ローズ」という川崎博士が考えた数種類のバラのうち、まだ開きの浅いもの。このウェブサイトに詳しく載っていますが、これでいうと「タイプ3」ってやつを作りました。

一つ一つのステップを丁寧にかつ確実に折っていけば折れるのですが、各ステップを4回ずつ繰り返していくので、とにかくめんどうくさい!!!のだけど、このめんどうくささの後に出来上がる美しいバラの出来栄えを見ると、「もう一回折りたい!」「マスターしたい!」という気持ちにさせられる、不思議な魅力を持ったこの川崎ローズ。いや、川崎博士、あなたは天才です。。


で、マスターするために何度も折っているうちに生産されたバラたちのうち、出来のいいものを写真に撮ってAnimal x Educationのウェブサイトに載せました。同じく教えてもらった「四葉のクローバー」も載せたので、見てやってください。
ついでに折り方の動画も見つけたので載せておきました☆

放射対称性のある幾何学的な作品は、やっぱり出来上がったときの嬉しさが違って、個人的にすごく好きだなぁ。頭も指先も使うし、折ってるときに集中して心が落ち着く。皆さんも「大人の折り紙」、よかったらお試しあれ~。

http://animal-education.jimdo.com/origami/2011/
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Animal x Educationおりがみイベント更新

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こないだの土曜日に、おりがみケアンズの11月の折り紙教室を開きました。今回のテーマは「海の生きもの」。ケアンズはこれから夏本番を迎えるので、おうちの壁に貼れる涼しげなアクアリウムを作りましょう、ということで、このテーマにしました。それに、海の生きものはみんな「さかなベース」という基本形からちょっとずつ折り方を変えるだけでクジラになったりイルカになったりペンギンになったりアシカになったりするので、初心者に折り紙の楽しさを教えるのに打って付けなんです。
(上の写真は、12歳のオーストラリア人の女の子が作った作品。すごく楽しそうに折ってくれました☆)

というわけで、Animal x Educationホームページに活動報告として写真を載せましたのでよかったら見てみてください。原爆展の千羽鶴とメッセージボードが作られていく過程も載せてあります。
http://animal-education.jimdo.com/origami/origami-events/

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新作おりがみアップ

最近小さい子と遊ぶ機会が多いので、折り紙の登場頻度がかなり高い。子どもって本当に素直に作ったおりがみを喜んでくれるから、作るこっちも喜ぶ顔が見たくて、色んなものを作ってあげたくなる。

色々作ったものが増えてきたので、久しぶりに個人サイトAnimal x Educationに写真をアップ。(モデルのショウ君とリン君、ありがとう。)
載せたのはこの三つ:
ートントン相撲のおすもうさん (土俵も作った!)
ーとこやさんごっこのはさみとくし
ーモーターボート

楽しく遊んでくれてありがとう。
http://animal-education.jimdo.com/origami/2011/
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snew origami up


おりがみケアンズ

先月のイベント参加をきっかけに、折り紙に興味のある人に呼びかけて折り紙の会を立ち上げました。その名も、「おりがみケアンズ」。私がブリスベンにいた時に「おりがみブリスベン」を立ち上げた人と会って一緒に折り紙をしたりしたので、それのケアンズ版を作った感じ。でも、割と上級者の集まりだった「おりがみブリスベン」とは違って、おりがみケアンズはもっと誰でも気軽に参加できるものにしたいと思っています。

それでおととい、実質初めてに近いミーティングを開いた。タイミングよく今月は原爆展が始まって千羽鶴のコーナーを私が担当することになったこともあり、今回は元祖伝承作品であるツルの折り方を教えることに。
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